先に結論
\\$
と書けばOK。エスケープ1回ではなく2回。
経緯
先日、以下の記事を Qiita に書いてるときに \$(ドルマーク)を1行に複数書こうとして書けないことがありました。
Markdown の記述
料金プランは Free($0/月)、Solo($7/月)、Team($29/月)、Enterprise($54/月) の4種類です。
実際の表示
料金プランは Free($0/月)、Solo($7/月)、Team($29/月)、Enterprise($54/月) の4種類です。
\$ マークで囲われた部分は数式モードになりますから、これは当然ですね。
では \$ マークをエスケープすればいいかと思ったのですが、これがうまくいかない。
Markdown の記述
料金プランは Free(\$0/月)、Solo(\$7/月)、Team(\$29/月)、Enterprise(\$54/月) の4種類です。
実際の表示
料金プランは Free($0/月)、Solo($7/月)、Team($29/月)、Enterprise($54/月) の4種類です。
ググったところ、実体参照で書けばよいという記事もあったのですが、これも Qiita ではうまくいきませんでした。
Markdown の記述
料金プランは Free($0/月)、Solo($7/月)、Team($29/月)、Enterprise($54/月) の4種類です。
実際の表示
料金プランは Free($0/月)、Solo($7/月)、Team($29/月)、Enterprise($54/月) の4種類です。
仕方なく記事では以下のように修正してとりあえず逃げました。
Markdown の記述
料金プランは Free(0ドル)、Solo(7ドル/月)、Team(29ドル/月)、Enterprise(54ドル/月) の4種類です。
実際の表示
料金プランは Free(0ドル)、Solo(7ドル/月)、Team(29ドル/月)、Enterprise(54ドル/月) の4種類です。
記事は書けたのですが、\$(ドルマーク) が記載できないのは気持ち悪いなぁということで Qiita のサポートに問い合わせたところ、冒頭に書いたエスケープ2回の方法を教えていただきました。
Markdown の記述
料金プランは Free(\\$0/月)、Solo(\\$7/月)、Team(\\$29/月)、Enterprise(\\$54/月) の4種類です。
実際の表示
料金プランは Free(\$0/月)、Solo(\$7/月)、Team(\$29/月)、Enterprise(\$54/月) の4種類です。
確かにこれで望み通りの表示が出来るようになりました。
なんで \$(ドルマーク) だけエスケープ1回ではなく2回なのかというと、おそらくこの辺りが関係しているのでしょう。
数式モードの中でエスケープが衝突するから2回エスケープが必要というのは分かりますが、数式モード自体を表す \$ にも適用されるというのがちょっとはてなではありますけれども。