はじめに
①本記事は、2023年7月開催の「UiPathブログ 発信チャレンジサマー」の15日目のブログです。
ブログの詳細、参加方法については以下のブログを参照ください。
②このブログ情報は、2023/7時点の情報です。
③UiPathはCommunity Edition、Versionは2023.6.1を使用しています。
シートの保護もできる
シートの保護アクティビティ
「シートの保護」アクティビティは、対象のシートにパスワードを設定することができます。
プロパティはこんな感じです。
【入力】
シート:パスワードをかけたい対象のシートです。
パスワード:String型で、パスワードを設定できます(でもおすすめしません)
パスワード(SecureString):SecureString型で、パスワードを設定します。
【オプション】
追加の権限:追加でつけたい権限を付与することができます。(デフォルトは"None"になっています。)
※こちらの詳しい説明は小串先生のサイトに記載がありました。情報ありがとうございます。
やってみよう
① あるExcelのシートにパスワードをかけてみよう
というわけで、シートを"Sheet3"で設定してみましょう。
パスワード:Stringで設定する場合
②-1 パスワードを設定してみよう
試しにパスワードの欄に適当に入力してみましょう。
すると、以下の警告が出ます。
なので、もし文字型(String型)で設定の場合は、変数に前もって値を格納してからのほうがいいですね。
String変数"パスワード"に先程のパスワードを入れてからだと...
お、警告出なくなりましたね。
実行してみると...
あ、シートが保護されたことを確認!パスワードかかっていました!
パスワード:SecureStringで設定する場合
②-2 パスワードを設定してみよう
まずはパスワードをどうするかですが、通常OCのアセットに設定しておくか、String型→SecureString型に変換しておくなどの対応が必要です。
【参考】String→SecureStringへの変換(Assign(代入)アクティビティの右辺に入れてみよう)
new System.Net.NetworkCredential("",String型変数or引数)).SecurePassword
ではSecureString型の変数"sss"を設定しましょう。
まとめ
パスワードが2通り設定できますが、SecureString型を使うほうが良いですね。
(String型も使えますが、パスワードの管理、実装の際は自己責任でお願いします)
最後までお読みいただきありがとうございました。
参考URL