※この記事はUiPathブログ発信チャレンジ2021サマーの7日目の記事です。
随時更新と修正予定です。
はじめに
ここで使用する環境は以下の通りです。
UiPath:Community Editon Ver2021.4
AWS:2021/7時点
あらすじ:AWSとは
AWSは「アマゾンウェブサービス」の略で、これまで煩わしかったサーバーの準備や増設、維持管理等の面倒な
作業を行うことなくAmazon側で用意されたサーバやデータベースなどを必要な分だけ、必要な時に使用することができるサービスです。
日本でも多くの企業が導入しており、AWSを活用して多くのビジネスが生まれている...といっても過言ではありません。
自分もRPAのスキルだけでは不十分と考えており、AWSの資格取得も糧にスキルアップを図りたいと考えています。
本ブログは解説に時間がかかりそうなので、複数回に分けて投稿します。
なんでAWSなの?
筆者はRPAをきっかけに数年前にIT業界へ転職してきました。
ただ、RPAで開発業務などは「楽しい」と思う一方で「他のツールや言語をもっと極めたい」とか
「RPAだけでは技術者としてスキルが足りないのだろうか」と思うようになりました。
言語はPython、ツールはAWSから始めてみることにしました。
UiPathでAWSを操作できるの?
.....できますよ!
専用のアクティビティがあるので、これをインストールして使います!
AWS用のアクティビティパッケージは自分でインストールする必要があります。
※標準装備ではありません
【インストール方法】
1.メニューバーから「パッケージを管理」をクリック
2.「オフィシャル」を選択し検索バーで「AWS」入力
3.赤枠の「UiPath AmazonWebService.Activities」を選択し、「インストール」→「保存」ボタンを押す
これでアクティビティのインストールは完了です。
AWS用のスコープ
Excel等でも該当しますが、AWS用のアクティビティにはAWSスコープ(アマゾンウェブサービススコープ)を配置して対応するアクティビティを実装します。
※スコープ内でないと以下「アマゾン ウェブ サービス スコープの内部でのみ有効」とあるようにエラーが出ます。
※細かい設定は次回以降に紹介します。
EC2とは
EC2はざっくりいうと...仮想サーバーの役割を担うもので、AWSの根幹部分になります。
EC2はAWSを学び始めると必ず出てくる用語になります(それだけ重要だということです)
EC2のアクティビティ
アクティビティは現在10種類あります。
インスタンスを作成
インスタンスを停止
インスタンスを再起動
インスタンスを終了
インスタンスを起動
インスタンスを起動テンプレートから作成
インスタンス一覧を取得
ロボットを構成
IDでインスタンスを取得
Powershellでコマンド実行
S3とは
S3はインターネット上のストレージのことです。
大容量のデータ保存やバックアップ等に使用します。
これもAWSでは必須アイテムです。
S3のアクティビティ
こちらもアクティビティは現在10種類あります。
1つのオブジェクトを削除
オブジェクトのACLを取得
オブジェクトのACLを取得
オブジェクトのコピー
オブジェクトをファイルからアップデート
オブジェクトをファイルにダウンロード
オブジェクトをフォルダーからアップロード
オブジェクトを取得
繰り返し(バケットの各オブジェクト)
複数のオブジェクトを削除
バケットのアクティビティ
バケットに対する各種設定を行うアクティビティです。
バケットとは
バケットはS3で登場する"データの入れ物"のようなものです。
「バケットポリシー」という言葉で耳にする頻度は多いかと思います。
アクティビティは現在11種類あります。
バケットポリシーを削除
バケットポリシーを取得
バケットポリシーを設定
バケットのプロパティを更新
バケットのログ記録を設定
バケットの一覧を取得
バケットのパブリックアクセスを設定
バケットを作成
バケットを削除
バケットを取得
バケットを空にする
急に全部紹介はたいへんすぎるので
今後AWSを学びつつUiPathでのアクティビティ紹介を連載していこうかと思います。
長くなりますので、気長にお待ちいただけると幸いです。
最後までお読みいただきありがとうございました。
※近々noteにも技術発信などのテーマで何かしらブログを書こうと思います。