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この記事誰得? 私しか得しないニッチな技術で記事投稿!

UiPath_引数をゆる~く理解しよう

Last updated at Posted at 2023-07-03

はじめに

①本記事は、2023年7月開催の「UiPathブログ 発信チャレンジサマー」の3日目のブログです。
ブログの詳細、参加方法については、以下のブログを参照ください。
https://note.com/shumpei_w/n/nd082bdf28853

②このブログ情報は、2023/7時点の情報です。

③この記事は、筆者の経験や主観も含みますのでご了承ください。

引数とは

引数とはデータの受け渡しを行うものです。
わかりやすく言うと、1つのプロジェクト(=xamlファイル)ではアクティビティ同士で受け渡しできるのですが、2つ以上のプロジェクトで受け渡す場合は変数を使うことができません。
つまり引数は変数と同じ機能を持っていますが、他のプロジェクトを行き来するときに使用します。
大規模な開発を行う場合は、引数がわかっていないと値が正しく受け渡せないばかりか、処理結果が正しく出ない、入力したはずの値が違う...といった影響が出ます。

キャッチボールと同じでは?

引数はRPAの初心者だと怖くて使いづらい…という方、筆者も当時は同じ気持ちを持っていました。
しかし、プロ開発でご飯を食べている私はそうはいきません。
どうやったら引数ってわかるんだろうかという考えは、開発経験を経て次第に"キャッチボールに近い"ことなのかなと思いました。
そして、これは「公式ガイド UiPathワークフロー開発実践入門 ver2021.10対応版」を読んで、確信へ変わりました。

キャッチボールは誰かと必ずやりますよね。筆者はスポーツしなかった人なのであまり大きな声では言えませんが...
わかりやすくここに絵をかいてみます。
あるところにMain.xaml君とSub.xaml君がいます。彼らは兄弟です。Mainは弟思いの兄、Subは従順な弟です。
image.png

まずは、イメージしてみること

IN

INは、Mainの兄貴から、Subの弟へ引数の値(ボール)を渡します。弟は兄貴の剛速球を受け止めたものの、痛そう。

OUT

OUTは、Subの弟から、Mainの兄貴へ引数の値(ボール)を渡します。兄貴は余裕で受け止めました。

IN/OUT

IN/OUTは、Mainの兄貴→Subの弟→Mainの兄貴→Subの弟...と力加減をそこそこにうまくキャッチボールができているようです。
つまり、上記3つを絵にしてみるとこんなイメージです。
image.png

みんなの身近に当てはめて考えてみると...

もっと言うと、仕事のやり取りも同じことが言えます。
Main.xamlが上司、Sub.xamlが部下の場合もボール=課題、成果物という視点で見ると...みるみるわかってくるかも。
image.png

皆さんは、イメージできたでしょうか?

まとめ

引数は変数と共に初心者にとってよくわからない部分ですが、慣れてくると別xamlを分けた開発でも、どの引数をどう渡すかという点が理解出来るようになります。
まずはわかりそうなところからできるようになりましょう!
最後までお読みいただきありがとうございました!

参考文献

公式ガイド UiPathワークフロー開発実践入門 ver2021.10対応版
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798065953.html

PC業務は全部おまかせ! UiPath×Excel自動化完全ガイド
https://www.shuwasystem.co.jp/book/9784798069906.html

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