はじめに
前回投稿した【AWS】オートメーションでEC2を自動停止・起動する手順(画像付き)の続きで、SSMオートメーションが失敗を通知する仕組みを実装しましたので記録として残しておきます。
対象読者
- SSMオートメーションを実装検討している最中の人
- SSMオートメーションから通知の仕組みを学習したい人
- AWSサービスを利用している方で運用設計またはインフラ自動化を検討している最中の人
使用環境
前項で紹介した記事を参考ください。
実装してみる
EventBridgeのルール作成
EventBridgeにアクセスして、「ルールの作成」をクリック。
名前は他者に理解できるようなものにする。
イベントバスはAWSサービス内で完結するものであるため「デフォルトイベントバス」を選択。
ルールタイプは「イベントパターンを持つルール」を選択。
イベントパターンは以下のような形になりました。
オートメーションの実行監視対象を"EC2起動・停止"のみとしたいため、detail.Definitionセクションを以下のように指定。
(対象を指定しないと、全てのオートメーションが実行監視の対象となってしまうため)
{
"source": ["aws.ssm"],
"detail-type": ["EC2 Automation Execution Status-change Notification"],
"detail": {
"Definition": [
"AWS-StartEC2Instance",
"AWS-StopEC2Instance"
],
"Status": ["Cancelled", "Failed", "TimedOut"]
}
}
ターゲットを選択
ターゲットをSNS通知にしてトピックを選択。
★事前にSNSトピックの作成を行なっておいてください。