はじめに
ペアプロや、他の人の環境を使ってコードを書くときに
「自分のEmacsを使えれば、もっと素早くかっこよくプログラムを書けるのに」
って思うことはありませんか?
ありませんか・・・
無い気もするし、ファイルを交代に編集すればいいだけかなって思ったのですが、
バッファ共有してペアプロする拡張を作りました。
動作イメージ
起動時
起動すると、バッファ共有した状態で起動します。
ペアプロ時
あとは、一方でコードを変更する度に、他方に反映されます。
利用方法
取得
cd ~/.emacs.d/site-lisp/
git clone https://github.com/sanryuu/pairpro.git
設定
;; 昔ながらの設定の追加
(add-to-list 'load-path "~/.emacs.d/site-lisp/pairpro")
(require 'pairpro)
;; Emacs起動のコマンド
(setq pp-command-emacs "/Applications/Emacs.app/Contents/MacOS/Emacs")
;; ゲストの設定ファイルのPath
(setq pp-pair-setting-file "~/.emacs.d/pair/init.el")
;; pairpro.elのファイルPath
(setq pp-file "~/.emacs.d/site-lisp/pairpro/pairpro.el")
;; 共有ファイルのディレクトリ
(setq pp-sync-file-dir "/tmp/")
;; ゲスト用の一時ファイルのディレクトリ
(setq pp-tmp-file-dir "/tmp/cache/")
起動
起動するときは、ペアプロしたいファイルを開いた状態で、
以下のコマンドで起動します。
M-x pp-start-pairpro
まとめ
作って使ってみて、やっぱりネット越しの相手ともバッファ共有したいなーっと思いました。
リアルな場にいてもキーボードの設定で困ることがあったり、別マシン上のEmacsのバッファを共有するのは価値がある・・・かも・・・
気力があったら、継続します。