LoginSignup
0
1

More than 3 years have passed since last update.

VRoid(0.12.1)で作られたモデルを、clusterへアバターとして登録する手順

Last updated at Posted at 2020-05-01

SS02.png

この記事が参考になる方

  • VRoidでモデルを作ったので、さっそくclusterへアバター登録したい方
  • (BlenderとかUnityとか気になるけれど、)とりあえずVRoidのモデルをclusterへアバター登録したい方
  • 前提として、VRoidStudioをある程度使っている状態のもと、当記事を作成しています。

この記事でできること

  • VRoidのモデルを、clusterの制約におさまるデータで、clusterへアバター登録ができるようになります。

記事執筆時の各環境

  • VRoidStudio(0.12.1)
  • VRoidStudioのダウンロードやニュースはこちらから

本編

はじめに

  • VRoid0.9.0がリリースされて、ポリゴン削減機能が追加されました。
  • この記事は、当時「やってみた」の記事を、2021年1月時点の最新版として更新(書き直し)したものです。
  • VRoidのモデルデータをclusterのアバターとしてアップロードする際、「VRM形式」のデータのやりとりがあります。
  • この記事ではVRMファイルについて触れませんが、どういう手順で「VRM形式」のデータが作られてアバターになるか興味がある方は、VRMファイルを作ってみたい(外部サイト)を一度ご覧ください。

clusterで使用するアバターの制約について

  • clusterで自分のアバター(カスタムアバターと表現されています)を使用する場合、clusterではいくつかの制約があります。
  • 当記事内で、各制約のBeforeAfterをスクショとして載せます。
  • 詳しくは、cluster公式ホームページ内のカスタムアバターの制限をご覧ください。

VRoidStudio編

「撮影・エクスポート」タブを見よう

  • 今回は、サンプルモデルのvitaを使用しています。
  • 下図の通り、「撮影・エクスポート」タブを選択して、「エクスポート」を選択します。 a01.png

モデルの情報と、clusterのカスタムアバターの制約

  • 下図が、VRoidStudioのモデルの情報となります。この情報(数値)を、clusterの制約におさめていきます。
    a03.png

  • 下図が、clusterのカスタムアバターの制約の一部抜粋となるスクショです。
    a02.png
    a04.png

  • このように、

    • ポリゴン数が32000以下
    • マテリアル数が8以下
    • ボーン数が128以下
  • 上記情報が、制約としておさまっていれば、アバターとしてclusterに登録することが可能です。

  • サンプルモデルであるvitaの場合は、

    • ポリゴン数が26138 問題なし
    • マテリアル数が16 減らす必要あり
    • ボーン数が153 減らす必要あり
  • となります。

①ポリゴン数を削減しよう

  • サンプルモデルのvitaは減らす必要はありませんが、一応減らしておきましょう。
  • 下図のように、「ポリゴンの削減」を選択して展開します。 a05.png
  • 下図のように、
    • 「髪の断面形状を変更する」
    • 「透明メッシュを削除する」
  • にチェックを入れます。
  • ポリゴン数が、26138から18133へ減りました。 a06.png

②マテリアル数を削減しよう

  • 下図のように、「マテリアルの削減」を選択して展開します。

a07.png

  • 下図のように、「マテリアル数」の「削減しない」を展開すると、2,8,12を選ぶことができます。
  • 少ない数字ほどマテリアル数を減らすことができるので、今回は2を選択します。

a08.png

  • また、下図のように、「テクスチャアトラス解像度」は、2048x2048を選択します。

a17.png

  • 下図のように、マテリアル数が、16から2へ減りました。

a09.png

③ボーン数を削減しよう

  • VRoidStudioのモデルは、髪の一房ごとにボーンが入っていると思ってください。
  • そのため、VRoidStudioにおいて、ボーン数を減らす場合は、髪をいじるのが手っ取り早いです。
  • 下図のように、「髪型編集」タブを選択して、「揺れもの」タブを選択して、「ボーンの自動生成」に注目します。

a10.png

  • 下図のように、「ボーングループ数」を、半分の7に減らしました。
  • その後、「ボーングループを自動生成」を選択します。

a11.png

  • 下図のように、「ボーン数」が153から122へ減りました。
  • これで、clusterのカスタムアバターの制約を満たしたことになります。

a12.png

エクスポートしよう

  • 下図のように、「撮影・エクスポート」タブの中にある、「エクスポート」を選択します。

a13.png

  • 下図のように、アバターの情報を記載するウィンドウが表示されます。

a14.png

  • 下図のように、自分のアバターなので適切に記入しましょう。
  • 特に、「暴力表現」「性的表現」「商用利用」「ライセンスタイプ」については、自分のアバターを他のツールで使用する際にも関係してくるので、よくわからない場合はチェックを外して、再配布禁止にして、自分だけが使えるアバターにしましょう。
  • 記入を終えたら、「OK」を選択します。
  • その後、任意の場所へ保存します。

a15.png
a16.png

cluster編

  • アカウントが作成されている前提で話を進めます。

アップロードしよう

  • 下図のように、アカウントのメニュー内の「アバター」を選択します。

b01.png

  • 下図のように、アバターの画面が表示されるので、「アバターをアップロード」を選択します。
  • VRoidStudioでエクスポートしたファイルを選択します。

b02.png

  • 下図のように、アバターアップロードの画面が表示されるので、「アップロード」を選択します。

b03.png

  • 下図のように、アップロードが成功すると、アバター一覧に追加されます。
  • それでは、いよいよワールドへ遊びに行きましょう!!

b04.png

ワールドへ遊びに行こう

  • アカウントが作成されている前提で話を進めます。
  • 下図のように、たとえば「初心者におすすめ」のワールドの中から、興味があるワールドを選択します。

c01.png

  • 下図のように、ワールドを選択後、「遊びに行く」を選択します。

c02.png

  • 下図のように、「ワールド・イベントへ入室する」のページが表示されます。
  • clusterアプリをお持ちの方は「clusterを起動する」を選択します。
  • まだインストールしていない方は、ページ下部のダウンロードを選択します。

c03.png

  • もし、下図のようなメッセージが表示された場合、最新版にアップデートしてください。

c04.png

  • 下図のように、アバターを選択して、「OK」を選択します。

c05.png

  • ワールドへ参加することができました。ようこそ、clusterへ!!

c06.png

  • ちなみに「GAME WORLD CENTER」の階段裏には、2020年の夏に作成した自分のワールドがあります(宣伝)

c07.png


それでは、より良いclusterライフをお送りください。

0
1
0

Register as a new user and use Qiita more conveniently

  1. You get articles that match your needs
  2. You can efficiently read back useful information
  3. You can use dark theme
What you can do with signing up
0
1