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【Blender】オブジェクトにボーンを入れた後、ポーズをとらせる操作手順

Last updated at Posted at 2020-07-07

この記事でできること

  • こんなことができるようになります

スクリーンショット 2020-07-07 11.42.57.png

スクリーンショット 2020-07-07 12.23.33.png

a07のコピー.png

  • ボーンを入れるだけの記事なので、そこから先のunityとかの話は、ここでは無しにしてます。

前準備

Blenderの環境

Blender2.83.1を使用しています。(2.83でも変わらず)

OBJファイルの準備

  • わざわざOBJファイルを作る必要はないですが、tinkercadが慣れているので、そこから作りました。
  • obj形式でエクスポートします。

スクリーンショット 2020-07-07 11.44.37.png

オブジェクトをインポートする

  • インポートの仕方は割愛します。
  • tinkercadのサイズとBlenderのサイズは大きく違います。(Blenderにインポートすると、100倍くらい大きくなる)
    スクリーンショット 2020-07-07 10.43.19.png

  • 回転と位置を調整して、Blenderの中心軸に移動させたら、下図のようにインポートしてきたオブジェクトの中心点を、Blenderの原点に設定します。

スクリーンショット 2020-07-07 10.50.17.png

  • 位置に関する注意点
    • このあとのボーンを追加するところで、「対称化」という作業では、「x軸」で対称化されるため、オブジェクト(キャラクター)が正面を向いた状態で、水平にx軸が展開されるようにしましょう。

スクリーンショット 2020-07-07 10.43.19.png

ボーンの編集

ボーンを追加する

  • アーマチュアとは、「骨格」の意です。
  • [追加]-[アーマチュア]-[単一ボーン]で、ボーン(アーマチュア)が追加されます。 スクリーンショット 2020-07-07 13.43.30.png
  • 正面から見た図でボーンを配置した方がやりやすい場合もあります。
  • その場合、[ビュー]-[視点]-[前]を選択すると、真正面からのビューとなります。
  • 画像では、わかりやすいように、ボーンのみ表示させています。 スクリーンショット 2020-07-07 13.46.39.png スクリーンショット 2020-07-07 13.48.06.png

作業しやすいように、視点を変える

  • また、[オブジェクトデータプロパティ]アイコンから[ビューポート表示]-[最前面]にチェックを入れることで、ボーンがオブジェクトに隠れることはなくなります。 スクリーンショット 2020-07-07 13.49.01.png

ボーンを追加する(押し出し)

  • ボーンを増やすには、[編集モード]にしてから、[アーマチュア]-[押し出し]を選択します。
  • ショートカットキーは「Eキー」なので、慣れてきたら「Eキー」を活用して時短するのもアリだと思います。
    スクリーンショット 2020-07-07 13.51.24.png

  • ただし、このままだとあらぬ方向へボーンが飛び出るので、ここで(上向きで配置したい場合は、)[Zキー]を押して、ボーンの押し出す方向を確定させます。
    スクリーンショット 2020-07-07 13.51.37.png
    スクリーンショット 2020-07-07 13.51.50.png

  • 途中から枝分かれしたい場合は、ボーンのヘッドを選択した状態で押し出しを行います。
    スクリーンショット 2020-07-07 13.57.50.png
    スクリーンショット 2020-07-07 13.58.06.png

  • これらを繰り返して、まずは半身のボーンを作成します。
    スクリーンショット 2020-07-07 11.30.03.png

ボーンの対称化

  • ボーンを対象化させるには、まず各ボーンの名前を設定する必要があります。
  • 命名規則があり、名前の最後には".L"または"_L"とつけます。
  • ボーンを選択したあと、[ボーンプロパティ]から、名前を変更します。
    スクリーンショット 2020-07-07 14.08.14.png
    スクリーンショット 2020-07-07 14.08.21.png
    スクリーンショット 2020-07-07 14.08.34.png

  • 名前をつけ終わったあと、対称化の対象となるボーンを選択して、[アーマチュア]-[対称化]を選択します。
    スクリーンショット 2020-07-07 14.11.32.png
    スクリーンショット 2020-07-07 14.12.59.png

  • 下図のようにボーンが対称化されます。合わせて、作成されたボーンの名前も"_R"といった具合に反映されています。
    スクリーンショット 2020-07-07 14.13.23.png
    スクリーンショット 2020-07-07 14.15.53.png

  • こんな感じになったらひとまずボーンは完成です。
    スクリーンショット 2020-07-07 11.34.14のコピー.png

アーマチュアとメッシュを関連付ける

  1. オブジェクトモードにします。

  2. アーマーチュアを選択した状態で、「Aキー」などでそのほかのオブジェクトも選択します。

  3. [オブジェクト]-[ペアレント]-[自動のウェイトで]を選択します。

  • 注意…別のオブジェクトを先に選択して、アーマーチュアを含むほかのオブジェクトを選択すると、その後の親子関係で破綻するので、先にアーマーチュアを選択しておく必要があります。

スクリーンショット 2020-07-07 11.34.40.png

ポーズモードで楽しむ

  • ポーズモードに変更します。
  • ※「シーンコレクション」で、「アーマチュア」を選択すると「ポーズモード」が表示されます。
    スクリーンショット 2020-07-07 14.22.17.png

  • [回転]を選択した方が、ポージングしやすいです。([回転]である必要はないです)
    スクリーンショット 2020-07-07 14.27.04.png
    スクリーンショット 2020-07-07 14.28.53.png
    スクリーンショット 2020-07-07 14.27.33.png

  • 下図のように、好きなポーズがとれたら、完成です。おつかれさまでした。
    スクリーンショット 2020-07-07 11.42.57.png

  • 今回の記事は、tinkercadをベースにしていましたが、下図のように、blenderでも問題なくできます。
    a07.png

おまけ:VRMインポーターの恩恵を受けよう(人型ボーンを簡単に導入しよう)

  • VRMインポーターがアドオンとしてインストールされている場合、[追加]-[アーマチュア]-[VRM humanoid]を選択すると、下図のようにボーンが一式表示されます。 スクリーンショット 2020-07-07 14.31.56.png スクリーンショット 2020-07-07 14.32.01.png
  • この場合、下図のようにポーズをとることもできます。 スクリーンショット 2020-07-07 12.23.33.png
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