調べ方
JSPの暗黙オブジェクトをドキュメントで調べるには
- 暗黙オブジェクトの元となっているインタフェースをOracle Application Server Containers for J2EE JavaServer Pages 開発者ガイドで確認。
- Jakarta EE 8 仕様 APIでインタフェースについて調べる。
経緯
javaでは公式のdocsを調べることで、クラスやインタフェース、メソッド等の一覧や使い方を見ることができた。
JSPの暗黙オブジェクト内容も同様に調べてみたが、すぐに見つからないため、探した結果を記録する。
調べた方法
JSPには9個の暗黙オブジェクトがある
暗黙オブジェクトとは
のことである。
暗黙オブジェクトの使用を知りたいがJava EEのdocsで検索しても簡単に見つからない。
公式サイトを調べたところ、下記のページが見つかった。
Oracle Application Server Containers for J2EE JavaServer Pages 開発者ガイド
ここには各暗黙オブジェクトが何のインタフェースを実装したクラスなのかが書かれている。
例えば暗黙オブジェクトのrequestは下記のように書かれている。
- request
このオブジェクトは、HTTPリクエストを表し、javax.servlet.ServletRequestインタフェースを拡張するjavax.servlet.http.HttpServletRequestインタフェースを実装するクラスのインスタンスです。
requestはjavax.servlet.http.HttpServletRequestインタフェースを調べれば分かりそうだ。
Jakarta EE 8 仕様 APIでHttpServletRequestインタフェースを調べると該当の記事を確認できたが、getParameterは「インターフェース javax.servlet.ServletRequest から継承されたメソッド」に記載がある。
インターフェース javax.servlet.ServletRequestのリンクを開くとメソッド「getParameter」の説明を発見できた。