SVNのバックアップ周りのコマンドは使用する機会は滅多にないけどたまにあるくらいで記憶する程でもなく毎回調べている状況なのでメモとして残しておこうかと思います。
リポジトリのコピー
リポジトリのバージョンを維持したい場合はhotcopyで取得します。
後述のdump/loadではdump元のリポジトリバージョンはdump先リポジトリ作成時コマンドのバージョンに依存します。
command
svnadmin hotcopy 【リポジトリパス】【出力ディレクトリパス】
リポジトリのダンプ取得
リポジトリパスがローカルの場合
command
svnadmin dump 【リポジトリパス】 > 【出力先ファイルパス】
- 差分dump(例:リビジョン100から最新まで。)
command
svnadmin dump -r 100:HEAD --incremental 【リポジトリパス】 > 【出力先ファイルパス】
リポジトリパスがリモートの場合
command
svnrdump dump 【リポジトリパス】 > 【出力先ファイルパス】
リポジトリのロード(リストア)
事前にロード先のリポジトリを作成しておく必要があります。
ロード先リポジトリのバージョンはダンプ元のリポジトリには関係なく、ロード先リポジトリを作成する際のコマンドのSVNバージョンに依存します。
ダンプ元リポジトリのSVNバージョンにはなりません。
command
svnadmin load 【ロード先リポジトリ】 < 【ダンプファイル】
リポジトリの整合性チェック
command
svnadmin -q verify 【リポジトリパス】
オプションを何もつけないと正常メッセージが大量に出力されます。
正常メッセージを抑止して異常メッセージのみ出力したい場合に [-q ]オプションを付与します。
リポジトリの最新リビジョン確認
リポジトリパスがローカルの場合
command
svnlook youngest 【リポジトリパス】
リポジトリパスがリモートでも確認可能
command
svn info 【リポジトリパス】