概要
Windows環境でGitのプロキシ認証設定をいくら頑張ってもプロキシを突破できないことがありました。
根本的な原因はわかりませんが、とりあえずローカルプロキシを立てることで、突破できないプロキシはローカルプロキシに突破してもらい、
Gitからはローカルプロキシに接続することで何とか繋がりました。
環境情報
- クライアント端末:Windows10 1803
- ローカルプロキシ:BurpSuite Community Edition v1.7.36 (Jarファイル版)
- Gitサーバ:AWS CodeCommit にHTTPS接続
ローカルプロキシ設定
BurpSuiteを利用しました。このソフト自体はパケット改ざんとかできる高機能ソフトですが、今回はローカルプロキシとしてのみ使用します。
他、ローカルプロキシが実現できるソフトなら何でもOKだと思います。JMeterなんかでも試してみたらできました。
昔お世話になったProxomitronを使おうと思ったら全く更新されてない・・・製作者の方亡くなっていたんですね。完成度高かったな・・
ダウンロードして起動したら以下の通り設定します。
プロキシ設定
環境次第かと思いますが、ざっくりと以下のようにしました。
- User Options > Connections > Upstream Proxy Servers > Add
項目 | 設定値 |
---|---|
Destination host | * |
Proxy host | <プロキシホスト名を入力> |
Proxy port | <プロキシポート番号を入力> |
Authentication type | <認証方式を入力> |
Username | <ユーザ名を入力> |
Password | <パスワードを入力> |
Intercept設定(ソフトウェアを起動するたびに実施する必要があります。)
パケットを参照したりいじくったりするソフトウェアですので、デフォルトで通信を遮ってしまいます。
今回は不要なので、Intercept設定をオフにします。
- Proxy > Intercept
[Intercept is on]トグルボタンを押下して[Intercept is off]に変更する。
備考
デフォルトの設定ファイルは以下フォルダに格納されます。
- C:\Users\<ユーザ名>\AppData\Roaming\BurpSuite