1. はじめに
Intel NUCでVMware仮想環境(vSphere, vCenter, ESXi)の検証環境を自宅に構築してみたので備忘録です。Intel NUC上ではNested ESXi (ESXi on ESXi)環境を構築しました。vCenterは一層目ESXi上にアプライアンスvCenterをデプロイします。
本記事は前編(物理セットアップ)と後編(ソフトウェアセットアップ)の2編に分けています。
2. VMware仮想化ソフトウェアを調達しよう
評価版VMware仮想化ソフトウェアを、VMwareユーザー登録してダウンロードします。
VMware公式サイト:VMware vSphere Hypervisor 7.0 ダウンロード センター
- ESXi (一層目): 2020-10-06 | 7.0U1 | 357.07 MB | iso
- ESXi (二層目): ESXi 6.5
- vCenter: 2020-10-22 | 7.0U1a | 7.88 GB | iso
私の場合はVMUG Adcantage(後述)という素敵なVMwareユーザーグループ(VMUG)の特典に個人的に登録していて、ライセンスキー含めて入手しています。
VMUGへの参加(メンバー登録)は無料で各種コンテンツ(セミナーなど)にアクセス可能です。VMUG Advantageの特典を追加するのは有料(年額)となります。ガッツリ検証する場合はVMUG Advantageの追加特典が必要になってくるかと思いますが、最初はVMwareユーザー登録だけで十分かと思います。さらに興味が湧いてきたらVMUG Japan (VMUGの日本支部)にも参加してみましょう!
3. VMware仮想環境セットアップしよう
OVAファイルをUSBに焼いて、まず1層目のESXiイメージ作成します。そのままでIntel NUCからUSB Bootさせます。
VMware ESXi初期セットアップ編
初めてのIntel NUCとVMware ESXi (6.5) インストール
*ESXi, NUC構成が違うけど手順は同じです。
Intel NUCへのESXiインストール (ESXi6.5.u2)
第10世代 Intel NUC への ESXi 7.0b のインストールと初期設定
VMware vCenterセットアップ編
DNSサーバーを準備していない環境だったのでvCenterにはIPアドレスでアクセスしてやる必要があります。本来はDNSまでちゃんと準備した方が良いのですが、まず検証ということでスキップしました。
vCenter Server をDNSなしでインストール (FQDN設定がポイントです!)
MacでWindowsにリモートデスクトップ時、フォーカスモードを抜けるには「option」+「control」
vCenter Server をDNSなしでインストール
*設定FQDNを入れる所はDNS設定が無いのでIPアドレスで指定!
VMUGについてご紹介
VMware User Group (VMUG) はVMware仮想化製品について情報交換したり交換する素敵なユーザーコミュニティです。
*検証用ソフトウェアダウンロードのためのVMwareユーザー登録とは別です
4. そのほか参考にさせていただいた記事まとめ
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