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VMware Fusion 環境 (macOS) に Windows Server 2022 仮想マシンを作成してみた

Last updated at Posted at 2024-05-17

1. はじめに

Apple macOS 向けのデスクトップ仮想化製品 VMware Fusion Pro が、個人利用 (Personal Use) に限り無償で利用できるようになったので、早速使ってみます。

今回は、MacBook にインストールした VMware Fusion 環境上に Windows Server 2022 仮想マシンを作成してみます。

VMware Fusion Pro のソフトウェアダウンロードについては、前回記事をご参考ください。

2. Windows Server 2022 仮想マシンを作成してみる

MacBook は Intel 版を利用しており、VMware Fusion Pro 13 のインストールはすでに完了しているものとします。

M2 MacBook でも試しましたが、執筆時点において Windows Server 2022 が M2 チップに対応しておらず動作しませんでした。

Windows Server 2022 試用版の ISO ファイルを入手する

まず、Microsft 公式サイトにて、Windows Server 2022 試用版の ISO ファイルを入手します。

今回は日本語版の ISO ファイルを入手しました。ファイルサイズは 4.5GB 程度あるのでダウンロードには時間がかかります。

仮想マシンを初期作成する

VMware Fusion で、仮想マシンの作成を実施します。

image.png

入手しておいた Windows Server 2022 評価版の ISO ファイルをディスクイメージとして選択します。

image.png

Windows Server 評価版をインストールする場合は、「簡易インストールを使用」のチェックボックスを外します。

Windows プロダクトキーを持っている場合は、簡易インストールのまま進めて OK です。

image.png

ブートで使用するファームウェアのタイプはデフォルトの「UEFI」のまま進めます。

image.png

仮想マシンの構成を終了します。

デフォルトのメモリ割り当てが 2GB 、CPU は 2 コアだけとなっており、なんとも心許ない気がしますが、必要であれば後から割り当ては変更可能なので一旦このままにしておきます。

image.png

Windows Server 2022 の初期セットアップする

仮想マシンのコンソールが開かれ、Microsoft のロゴが表示された後しばらく待つと、Windonws Server の OS インストールプロセスが開始されます。

今回は「Windows Server 2022 Datacenter Evaluation (デスクトップ エクスペリエンス)」を選択します。

「デスクトップ エクスペリエンス」以外を選択すると、システムが GUI 無しでインストールされ、操作は CLI のみとなります。

image.png

言語設定はデフォルトの 「日本語 (日本)」のまま続けます。

image.png

「今すぐインストール」を選択します。
image.png

ライセンス条項を確認し、進みます。
image.png

インストールの種類は「カスタム」を選択します。
image.png

インストールするドライブはデフォルト設定のまま変更せず、そのまま進めます。
image.png

数分ほどインストールが完了するのを待ちます。
image.png

Microsoft ロゴがあらわれるともう少しです。
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管理者ユーザーのパスワードを設定し、完了です。
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先ほど設定したパスワードでログインできました。
image.png

3. 参考資料

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