1. はじめに
Apple macOS 向けのデスクトップ仮想化製品 VMware Fusion Pro が、個人利用 (Personal Use) に限り無償で利用できるようになったので、早速使ってみます。
今回は、MacBook にインストールした VMware Fusion Pro 13 環境上に Windows 11 仮想マシンを作成してみます。
VMware Fusion Pro のソフトウェアダウンロードについては、前回記事をご参考ください。
2. Mac 上に Windows 11 仮想マシンを作成してみる
Windows 仮想マシンの作成
今回は、プロダクトキーやインストールメディアを持っていない状況を想定し、新規に仮想マシンを作成します。
まず、「Microsoft から Windows を取得」を選択します。
Edition、言語設定を確認し、「Windows のダウンロード」を選択します。
事前に Windows 11 のイメージを準備しておく必要はなく、VMware Fusion から直接ダウンロードできます。
約 6GB のファイルをダウンロードしているので、しばらく時間がかかります。
ダウンロードが完了したら、次に進みます。
ブートで使用するファームウェアのタイプは、デフォルトの「UEFI」を選択します。
パスワードを設定します。
仮想ディスクを選択します。
あとからサイズは変更できるので、まずはデフォルト設定を変更せずに進みます。
仮想マシンの構成を終了します。
必要であれば後からリソースの割り当ては変更可能なので、一旦このままにしておきます。
仮想マシンの構成ファイルを保存するフォルダを指定します。
Windows 11 の初期セットアップ
何度かの再起動のあと、セットアップ画面が表示されます。
言語設定はデフォルトの 「日本語 (日本)」のまま続けます。
今回はプロダクトキーを持たないので、「プロダクト キーがありません」を選択します。
もしプロダクトキーを持っている場合、このタイミングで入力しておくことができます。
インストールが完了してから、あとでプロダクトキーをすることも可能です。
オペレーティングシステムを選択します。
今回は「Windows 11 Home」を選択しました。
ライセンス条項を確認し、進みます。
インストールの種類は「カスタム」を選択します。
インストールするドライブはデフォルト設定のまま変更せず、そのまま進めます。
数分ほどインストールが完了するのを待ちます。
再起動させます。
サービス開始まで数分待つと、初期セットアップは完了です。
Windows 11 のアカウント設定
ここから先は通常 Windows 11 の PC を購入した際に実施するアカウント設定なので、以降の詳細な手順は割愛します。
Windows 11 の利用開始に際しては、Microsoft アカウントが必要となります。
持っていない場合は、このタイミングで作成が可能です。
アカウント設定が完了すると、Windows 11 を利用できます!
3. 参考資料