1. はじめに
「VMware Cloud on AWS」でi3.metalの3ホスト構成をデプロイした際の各パラメーター情報のスクリーンショットを備忘録としてまとめます。
今回はあくまで備忘録なので、解説などは過去ブログなどもあわせてご確認いただけると幸いです。
2022年3月時点での構成情報で、SDDCバージョンは1.16です。
2. デプロイ直後、デフォルト状態のスクリーンショット
VMware Cloud Consoleからわかる概要
ホスト数は3ホスト、AWS東京リージョンにデプロイされているのが分かります。
Elastic DRSの設定
デフォルトのElastic DRSベースラインポリシーが選択されています。
各Elastic DRSのポリシーは「(VMware Docs) Elastic DRS ポリシーの選択」 をご参照ください。
vCenterにアクセスしてからわかる情報
CPU、メモリ、ストレージの利用状況などが分かります。
またMgmt-ResourcePoolにvCenterやNSXなど管理系VMがデプロイされているのも分かります。
各ホストの情報
3ホストあるので、ホストの構成情報サマリおよびそれぞれに配置されているVMを見ていきます。
管理系VMが分散配置されているのが分かります。
AWS Consoleからわかる情報
VMware Cloud on AWSのデプロイ時にはAWS Accountを連携したので、本環境のVMware Cloud on AWS(のSDDCが所属するVPC)とConnected VPCはENIにて接続されています。
上記については、詳細はAWS公式ブログをご参考ください。
関連するネットワークインターフェイス情報
Connected VPCを所有するAWSアカウントでAWS Consoleにアクセスして、ネットワークインターフェイス情報を見ていきます。
合計17個のネットワークインターフェイスが作成され、そのうちデプロイしたホスト台数と同じ3個のネットワークインターフェイスがIn-use(利用中)となっているのが分かります。
ちなみになぜネットワークインターフェイスが17個かというと、1つのSDDCでデプロイ可能なホストは合計16台ですが、メンテナンス時などに備えて+1個のネットワークインターフェイスが予備的に作成されているためです。
関連するネットワークインターフェイス詳細
In-useとなっている各ネットワークインターフェイスの情報を見ていきます。
3. Linux VMをデプロイしてみた
せっかくなので試しに、軽量のLinux VM (Tiny Linux)を10台デプロイしてみました。
vSphere HAの状態やvSpehre DRSのスコアも正常であることが確認できます。
各ホストの情報
vCenterやNSXなど管理系VMおよびデプロイしたユーザーVMが分散配置されているのが分かります。
4. 1ホスト削除して、2ホスト構成にしてみた
3ホスト構成から1ホスト削除して、2ホスト構成にしてみました。
vCenterにアクセスしてからわかる情報
vSphere HAの状態やvSpehre DRSのスコアが引き続き正常であることが確認できます。
各ホストの情報
管理系VMおよびデプロイしたユーザーVMが分散配置されているのが分かります。
AWS Consoleからわかる情報
In-useとなっているネットワークインターフェイスは2個となったのが分かります。
4. 関連記事