#1. はじめに
VMware製品を実際に運用もしくは導入検討する際、現在どのバージョンでどのOSがサポートされているのかまたはどのようなパートナー製品がサポートされているかなど調べるのではないでしょうか。そんな時にいつも利用しているVMware社公式ガイドがいつくかあるので、簡単に見方をご紹介します。今回は特にVMware Cloud on AWSに関連して対応するバックアップ製品などを例に挙げてみます。
VMware Cloud on AWSとは?についてはこちらの記事でもご紹介しています。
#2. VMware Compatibility Guide
各種VMware製品とハードウェアとの互換性や3rd Party製品のCompatibility(=対応しているかどうか)を確認できます。最新状況が反映されるまでは若干タイムラグがありますが、まずはこのガイドを確認します。
###VMware Cloud on AWSでサポートしているGuest OSを知りたい
検索カテゴリ: Guest OS
製品名: VMware Cloud on AWS
各Guest OS欄の"Details"のリンク先に遷移することで、サポートの詳細を確認できます。
また各Guest OSのサポートレベルについては次のVMware KBを参考にしてください。
VMware KB: ゲスト OS のサポート レベルについて (2015161)
###VMware Cloud on AWSで利用可能なバックアップ製品が知りたい
検索カテゴリ: Data Protection and File Services
サポート対象リソース: VMware Cloud (今回はSDDC 1.12で検索)
繰り返しになりますが最新状況の反映まで若干のタイムラグがあるため、詳細はVMware KB (日本語に翻訳されるまでにはさらにタイムラグがあるので、できれば原文の英語版)を確認することをオススメします。
#3 VMwareProduct Interoperability Matrix
VMware製品の相互運用性(それぞれの製品の対応バージョンの組み合わせ)を確認できます。ここではVMware Cloud on AWSと専用DRソリューションVMware Cloud Disaster Recovery (VCDR) の対応バージョン組み合わせを例として示します。
VMwareProduct Interoperability Matrix
Select a Solution: VMware Cloud on AWS
#4 参考記事
VMware社ブログ: 『Compatibility Guide 活用方法』で製品互換性確認の基礎を学ぶ!
VMware KB: VMware 製品のデータベース互換性とアップグレード パス (70785)