概要

今回でブループリント入門編はおしまい予定です。

今回は前回よりもう少し複雑な変数の取り回し(代入)について綴ります。

実践

もう少し複雑な変数の取り扱い

今回のサンプルでは、複数の文字列を連結して、新しい変数に格納するよ！

1. (前回の処理を一部無効化)

まずは、次の作業がやり易いように、不要な線を取り除くよ。

コンバートからプリント関数に繋がっているピンクの線を切断してね。

2. 文字列連結関数を配置

イベントグラフ上で右クリックして、文字列を連結する関数「Append」を選んでね！

できたかな？

3. 実験

連結関数がどんな感じか実験してみるよ。

前々回に用意した文字列変数をイベントグラフに配置してね。

次に、文字列変数と前回作られたコンバート処理を連結関数に繋いでね。

最後に、連結関数とプリント関数を繋いでね！

これを実行すると…。 ![ue_39.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/97611/eafc8733-f101-563d-0bd1-14b853fa0ed3.png) 文字列変数の中身と二つのInt型の足し算結果が連結された文字列が表示されるよ！

4. (イベントグラフを整理)

次のステップに進む前に、イベントグラフを下の画像と同じにしてね！

5. 新しい文字列変数を用意

連結用に文字列型変数を新しく2つ用意してね！

初期値はこんな感じにするよ！

「現在の値は」

「です。」

この2つをイベントグラフに配置してね！

6. setterを配置

今度は連結後の文字列を格納するための変数を配置するよ！

最初に用意した文字列変数をsetterとしてイベントグラフに配置するよ。

ウィンドウ左側の変数リストから、配置したい変数をイベントグラフ上にドラッグ&ドロップ。
メニューから「セット」を選択してね！

こんな感じになったかな？

7. 文字列連結関数を配置

手順3の実験の時と同じように、イベントグラフに文字列連結関数を配置してね！

こんな感じ。

今回は、「現在の値は」「(計算結果)」「です。」の3つを連結するから、連結関数の引数を一つ追加するよ！ ![ue_49.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/97611/c4b5f41d-ae98-5b1a-ab46-c8b288cd6948.png) ↓ ![ue_50.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/97611/2dc05459-0cde-1f86-7871-d66778bbaf1b.png)
引数 A, B, C にそれぞれの変数を繋いでね！ ![ue_51.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/97611/bdc35d15-d851-e21a-2577-0211b2ecb67c.png) A + B + C の順番で連結されるから、

Aには「現在の値は」の変数を、
Bには「(計算結果)」のコンバートを、
Cには「です。」の変数を繋いでね！

次は、関数の結果をsetterに、setterの結果をプリント関数に、繋ぐよ！ ![ue_52.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/97611/59deb73c-0464-26b0-9542-54015f3bb41c.png)

8. 実行！！

さぁ、いよいよ実行！と思うじゃん？
実は、このまま実行すると、setterの値は変更されず、初期値のままになっちゃうの…。

イベントグラフの白い線を、「イベント BeginPlay」 -> 「setter」 -> 「プリント関数」になるようにつなぎ直してね！ ![ue_53.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/97611/c3d95c9a-8201-00d5-863f-9d4540fa859a.png)
今度こそ…！ ![ue_54.png](https://qiita-image-store.s3.amazonaws.com/0/97611/3b679a0f-9f11-2c03-7b71-c8cc19fecad6.png) うまくできたかな？

おしまい。

これにてブループリント入門編はおしまいです！
お疲れ様でした！

続編は私の習熟度に進展があり次第また…！
(^0^)/

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