概要
今回は、既存のデータベースをエクスポートして、そのあとインポートするお話を綴ります。
※平素よりMySQLをご利用の方には今更感溢れる内容となっております。 m(_ _)m
手順
エクスポート編
この1行でできるよ!
$ mysqldump -u testuser -p testdb > export.sql
[testuser] には任意のデータベースユーザー名を、
[testdb] にはエクスポートしたいデータベース名を、
[export.sql] にはエクスポートするファイル名を指定してね!
Enter password:
パスワードを求められたら入力してね!
export.sql
が出力されたかな?
インポート編
インポートする前に、受け入れ先のデータベースを作っておく必要があるよ!
MySQLにログイン!
$ mysql -u root -p
パスワードを入力してね。
Enter password:
受け入れ用の新しいデータベースを作成…
MariaDB [(none)]> create database newdb;
[newdb] には任意のデータベース名を指定してね。
MySQLからログアウト。
MariaDB [(none)]> \q
次はインポートだよ!
このコマンドでインポートできるよ!
$ mysql -u root -p newdb < export.sql
データベースのrootパスワードを入力してね!
Enter password:
これで完了!
とっても簡単ね!
その他
新しく作ったデータベース用にユーザーを追加する
ユーザーの作成方法は以前にも書いたけど、もう一度書いておくね!
MariaDB [(none)]> grant all on newdb.* to testuser@localhost identified by 'password';
[newdb] には任意のデータベース名、
[testuser] には任意のデータベースユーザー名、
[password] には任意のパスワード文字列を指定してね!
ちなみに。
grant all
は「すべての権限を与える」という意味、
newdb.*
の *
は newdb以下のすべてのテーブルに適用という意味だよ。
ここら辺を細かく指定することで、ユーザーのデータベースに対するアクセス権を調節することができるよ!