はじめに
AR界隈、Geospatial API等のVPS登場に伴い、さらに盛り上がってきましたね。
盛り上がりの熱に当てられ、ふと触ってみたくなった折に、ARアプリ開発の入門Any%においておそらく好成績を残したので、手順を記録します。多分これがいちばん早いと思います。
10分くらいでサクッとUnity, ARアプリ開発に入門できる時代なんですねえ。
手順らしい手順もないし、コードも書かないのでご興味ある方は入口として是非。
書くこと・書かないこと
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書くこと
- 最速入門の手順
- タイム
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書かないこと
- 技術的な詳説
- なんらかの新規性
環境
User Client: iPhone13 Pro
Dev. Client: MacBook Pro 2021 M1 Chip 16GB
UnityHub: 2021.3.5f1
レギュレーション
実空間上への3D Objectの配置を行う任意のARアプリをビルドし、iPhone実機上で動作すること。
今回は最小構成として、ビルド時点でStaticな3D Cubeを実空間に配置し、撮影可能なアプリケーションの開発を目標とします。
手順
Project作成
Unity Hubで[AR] Templateを選択し[Create Project]
キューブの配置
Unity上でCubeを作成、Positionを(x, y, z) = (0, 0, 1)
, Scaleを(x, y, z)=(0.4, 0.2, 0.2)
に設定。
Rotationをエモい感じにして確定。
ビルド設定
iOS向けのビルドを行うため[Switch Platform]
[XR Plug-in Management]の[Plug-in Providers]において、[ARKit]にチェック。
設定が終わったらビルド。
XCodeで実機向けビルド
Unityビルド結果のXCode Projectを開く。
[Sigining & Capabilities]に必要事項を記載。(Apple Accountへログインも必要)
iPhone実機をMacに有線接続。
ビルド実行。
M1 Proチップ、ビルドが速い!
動作確認・タイマーストップ
iPhoneを開いてビルド後のAppを実行。タイマーストップ。
終わりに
AR ProjectのテンプレートがUnity側で用意されているので、非常に簡単にサンプルアプリの実行まで進むことができます。
結局新しいものを触る時の一番の壁って、最初に動くものを作ることですが、こうして赤絨毯が引かれていると楽で良いですね。
画像ばっかりのエントリになってしまいましたが、誰かの興味のきっかけにでもなれば嬉しいです。