この記事は?
XFS利用時のEC2のディスク拡張する際の手順です。
xfs_growfsのことを忘れっぽいのでメモ代わりに。
流れ
- EC2コンソールからEBSのディスクサイズをオンライン拡張する。
- lsblkとdfでOSから見えるディスクサイズを確認しておく。
- growpartで対象パーティションを拡張。
- xfs_growfsでファイルシステムを拡張。(resize2fsじゃないんやで(´・ω・`))
1. EC2コンソールからEBSのディスクサイズをオンライン拡張する。
- 画面からポチポチっと。
- 対象EBSを選んで拡張すればよし。(後で挿し絵入れます。)
2. lsblkにて拡張後のOSから見えるディスクサイズを確認しておく。
- EC2コンソールからEBS増やしてOSは00GBのディスクがつながっていると認識しているけど、この時点では200GB しか使っていないです。
[root@server01 ~]$ lsblk
NAME MAJ:MIN RM SIZE RO TYPE MOUNTPOINT
nvme0n1 259:0 0 400G 0 disk
├─nvme0n1p1 259:1 0 400G 0 part /
└─nvme0n1p128 259:2 0 1M 0 part
[root@server01 ~]$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
devtmpfs 961M 0 961M 0% /dev
tmpfs 978M 0 978M 0% /dev/shm
tmpfs 978M 54M 925M 6% /run
tmpfs 978M 0 978M 0% /sys/fs/cgroup
/dev/nvme0n1p1 200G 181G 20G 91% /
tmpfs 196M 0 196M 0% /run/user/1000
[root@server01 ~]$
3. growpartで対象パーティションを拡張。
- 「nvme0n1p1 --> nvme0n1 1」と指定を変えてやります。
- この時点でパーティションが拡張されますが、まだファイルシステムとしては使用できる状態になっていません。
[root@server01 ~]$ growpart /dev/nvme0n1 1
CHANGED: partition=1 start=4096 old: size=419426271 end=419430367 new: size=838856671,end=838860767
[root@server01 ~]$
4. xfs_growfsでファイルシステムを拡張。
- ここでファイルシステムを拡張行って、初めて拡張した分の容量がOSから使用できるようになります。
- でないと無駄金…
[root@server01 ~]$ xfs_growfs /dev/nvme0n1p1
meta-data=/dev/nvme0n1p1 isize=512 agcount=101, agsize=524159 blks
= sectsz=512 attr=2, projid32bit=1
= crc=1 finobt=1 spinodes=0
data = bsize=4096 blocks=52428283, imaxpct=25
= sunit=0 swidth=0 blks
naming =version 2 bsize=4096 ascii-ci=0 ftype=1
log =internal bsize=4096 blocks=2560, version=2
= sectsz=512 sunit=0 blks, lazy-count=1
realtime =none extsz=4096 blocks=0, rtextents=0
data blocks changed from 52428283 to 104857083
[root@server01 ~]$
5. 拡張後のサイズを確認。
- 終わったあとの確認は大事です。残心みたいなものです。
[root@server01 ~]$ df -h
Filesystem Size Used Avail Use% Mounted on
devtmpfs 961M 0 961M 0% /dev
tmpfs 978M 0 978M 0% /dev/shm
tmpfs 978M 54M 925M 6% /run
tmpfs 978M 0 978M 0% /sys/fs/cgroup
/dev/nvme0n1p1 400G 181G 220G 46% /
tmpfs 196M 0 196M 0% /run/user/1000
[root@server01 ~]$
以上。