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小学生にもわかるSRE

Last updated at Posted at 2023-03-18

小学生にもわかる SLIとSLOとSLAの覚え方を教えてください。

SLIは指標、SLOは目標、SLAは契約

以下は、小学生でも理解しやすいSLI、SLO、SLAの覚え方の例です。

SLI: Service Level Indicator(サービスレベル指標)
「サービスレベルを測るために使われる指標」と覚えましょう。例えば、お店でお買い物をしたときに、レジの列の長さがサービスのスピードを表す指標だと思えばわかりやすいかもしれません。

SLO: Service Level Objective(サービスレベル目標)
「サービスを提供する際の目標」と覚えましょう。例えば、お店でのレジの列の長さを「5分以内に並ばせないこと」という目標を設定することができます。

SLA: Service Level Agreement(サービスレベル契約)
「サービス提供者と利用者の間での約束事」と覚えましょう。例えば、お店が「レジの列が5分以内に並ばなかった場合には、商品代金を10%割引する」という契約を提供することがあります。

以上のように、SLIは指標、SLOは目標、SLAは契約という意味を持っていることを覚えておくと、小学生でも理解しやすくなるかもしれません。

小学生にもわかるレイテンシ、スループット、エラー率の覚え方を教えてください。

レイテンシは反応速度、
スループットは処理量、
エラー率は正しく処理できなかった割合

以下は、小学生でも理解しやすいレイテンシ、スループット、エラー率の覚え方の例です。

レイテンシ(Latency)
「サービスが反応するまでの時間」を表します。例えば、動画を再生するとき、ボタンを押したらすぐに再生が始まると良いですよね。そのためには、レイテンシが短いほど良いと言えます。

スループット(Throughput)
「一定期間あたりに処理できる量」を表します。例えば、レストランで料理を作るときに、1時間あたりに何人分の料理を作れるかという指標です。スループットが高いほど、多くの人々がサービスを利用できるようになります。

エラー率(Error rate)
「正しく処理できなかった要求の割合」を表します。例えば、検索エンジンで検索した結果が正しく表示されなかった場合などが挙げられます。エラー率が低いほど、サービスが正常に動作していると言えます。

以上のように、レイテンシは反応速度、スループットは処理量、エラー率は正しく処理できなかった割合という意味を持っていることを覚えておくと、小学生でも理解しやすくなるかもしれません。

サービスレベルを改善するには、SREは何をしたらいいですか。

SLIの設計と測定の改善:
お客さんが商品をカゴに入れるときの「スムーズさ」や、「時間」などを指標に

SLOの設計と改善:
「スムーズに会計ができる時間帯」や「キャッシャーのエラー率」などを目標に

エラーの分析と改善:
お金の計算が間違っていたり、商品の在庫数が正しくなかった事の原因を分析

モニタリングの改善:
お店がレジの動作や在庫数などを監視

インシデントの改善:
商品の在庫数が間違っていた場合、チラシのお買い得商品が無いとか?お客さんに謝罪

SLIの設計と測定の改善、SLOの設計と改善、エラーの分析と改善、、モニタリングの改善、インシデントの改善についてお店のレジのお買い物に例えて欲しいです。

SLIの設計と測定の改善をレジのお買い物に例えると、例えば、お客さんが商品をカゴに入れるときの「スムーズさ」や、「時間」などを指標として設定し、お店がその指標を測定することで、お客さんが快適に買い物をすることができるようになります。

SLOの設計と改善を例えると、お店が「スムーズに会計ができる時間帯」や「キャッシャーのエラー率」などの目標を設定し、お店がそれらの目標を達成するためにどのような対策を取るかを考えることで、お客さんがストレスなくお買い物ができるようになります。

エラーの分析と改善を例えると、例えば、お金の計算が間違っていたり、商品の在庫数が正しくなかったりといったエラーが発生した場合、お店がそのエラーの原因を分析し、改善策を取ることで、同じエラーが起こらないようにすることができます。

モニタリングの改善を例えると、お店がレジの動作や在庫数などを監視し、何か問題が起きた場合には早期に対応できるようにすることで、お客さんに迅速なサポートを提供することができます。

インシデントの改善を例えると、例えば、商品の在庫数が間違っていた場合、お客さんに謝罪し、商品を手配することで、お客さんができるだけ早く必要な商品を手に入れることができるようになります。また、同じようなインシデントが起こらないように、お店はどのような対策を取ればよいかを考えることが大切です。

サービスレベルの測定と改善を容易にするための、モニタリングツール、APMツール、ログ管理ツール、CI/CDツール、クラウドサービスについて、お買い物に例えてほしいです。

モニタリングツール:レジカウンターに設置されたカメラ
APMツール:レジに設置された自動釣銭機
ログ管理ツール:レジで発生するレシートや操作ログ
CI/CDツール:レジで発生するレシートや操作ログ
クラウドサービス:店舗のチェーン展開

モニタリングツールは、レジカウンターに設置されたカメラのようなもので、売上や客数などをリアルタイムに監視することができます。

APMツールは、レジに設置された自動釣銭機のようなもので、買い物にかかる時間や商品ごとの処理時間、エラー率などを測定し、システムのパフォーマンスを評価できます。

ログ管理ツールは、レジで発生するレシートや操作ログのようなもので、システムのトラブルシューティングや改善のために必要な情報を記録します。

CI/CDツールは、レジで発生するレシートや操作ログのようなもので、開発者がアプリケーションの変更を行った際に自動的にテストやビルドを実行し、品質を担保した上で本番環境にデプロイします。

クラウドサービスは、店舗のチェーン展開のようなもので、複数の店舗を効率的に運営するために必要なインフラやサービスを提供し、スケーリングや可用性の向上を実現します。

サービスレベルの測定と改善において、SREチームが直面する可能性のある主な課題は何ですか?
の、答えですが、人が足りない、時間が足りない、インフラ費用が足りない、開発者が外注で連携とりにくい、上司が忙しくて相談できない、知識が足りない、だと思います。あっていますか?

それらは、SREチームが直面する可能性のある課題の一部ですが、以下にいくつかの課題を挙げます。

  • システムやサービスの複雑性によるトラブルシューティングの難しさ
  • モニタリングやアラートの過剰または不十分な設定によるエラーの見逃しまたは誤検知
  • SLIやSLOの定義が曖昧であるため、目標の達成度を正確に判断できない
  • 開発者とのコミュニケーションや連携の課題による問題解決の遅れや不十分さ
  • 負荷の急増やシステムの障害など、緊急の問題に対処するための迅速な対応が必要な場合において、SREチームが人員やリソース不足に陥ること
  • 予算やコスト削減のプレッシャーにより、必要なツールやテクノロジーの導入が困難であること

などが挙げられます。

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