Macでの動画再生といえば、QuickTimePlayerとかMplayerXとか一応選択肢がありますが、なんかどんくさいし、重たい。いいのないかなと探していたら見つけたのがmpv。これは、mplayer2をベースに開発されたシンプルな動画プレイヤーで、実際に触ってみると分かるんですが、とにかく軽い。動画再生ができればいいというあなたにオススメなプレイヤーです。導入方法も簡単です。
2018.1.15追記:iinaのほうがいいです。brew cask install iina
で入ります。
mpvのインストール
brew install --with-bundle --HEAD mpv
- -with-bundleは、GUIの.appを一緒にインストールしてくれます。幸せ。
- HEADは開発バージョンですが、こっちの方が安定していたりするらしいのでつけておく。お好みかな。
- brew command not foundとか言われたら、
ruby -e "$(curl -fsSL https://raw.githubusercontent.com/Homebrew/install/master/install)"
を叩いてからもう一度。
これだけですね。。。簡単すぎてキレそうです
動画をctr+クリックでmpvが選択出来るはずです。
ショートカットの作成
お好みですが、下のコマンドでmpvの場所が開くので、エイリアスを作って/Applicationなどに入れて安心します。
open /usr/local/Cellar/mpv/HEAD
便利設定
設定ファイルを作ります。
まずフォルダ作成mkdir ~/.config/mpv/
あとはファイルをお好みでファイルを作る。
UP seek 85
DOWN seek -85
vo=opengl-hq >>
screenshot-template=~Desktop/mpv_ss_%n
save-position-on-quit
-
save-position-on-quit
は、以前閉じた時のシークバーの位置を記憶してくれます。 -
UP seek 85
は、↑ボタンで85秒シークします。これはアニメとかのオープニングを飛ばすためですね -
vo=opengl-hq
はビデオ出力にopenglを使った高解像モードを設定します。 -
screenshot-template
は好きな場所にスクリーンショットを置けます。
おまけ
リアルタイムのフレーム補間により60fpsで再生することもできるらしいです。マシンのスペックに依存するので試せてないですが、スペックに自信ニキはぜひ。。
https://gist.github.com/phiresky/4bfcfbbd05b3c2ed8645