はじめに
LITALICO Engineers Advent Calendar 2023 をご覧のみなさま。
こんにちは。あるいはこんばんは!
16日目の記事を担当します、テスト大好きQAエンジニアの @samegumi です!
劇場版 SPY×FAMILY CODE: White、いよいよ来週末公開ですね。
現プロジェクトのテストも今週から来週にかけて山場を迎えており、
ここを!頑張って!来週末!すがすがしく映画版アーニャを見に行きたい所存です!
さて、本日は「(仮)ママQAの生存戦略」と題して、ママの忙しい日常の中から、QAとしての活動に生かせたエッセンスをご紹介できればと思います。
自己紹介
改めてはじめまして。
LITALICOでQAエンジニアをしている @samegumi です。
LITALICOには2023年6月に入社しました。学校教育事業部の開発チームQAとして、開発者のみなさんと日々テストや品質改善活動に取り組んでいます。
プライベートでは小学生2人・保育園児1人のママをしています。
このブログを書こうと思ったきっかけ
「子どもを育てながら働くって……大変だなぁ。」
現在お子さんを育てながら働いているみなさん、誰でも一度は思うのではないでしょうか。
私は第一子出産して早10年、ほぼ毎日こう思っています(笑)
毎日、時間はないのにやることはいっぱい。
仕事でできることを増やしたいけど、勉強する気力も時間がない。
でも。
仕事も育児も、できるなら、充実したいし楽しくやりたい。
じゃあ今の自分の状況で、できることはなんだろう?と模索し実践したことを
2023年最後にふりかえりつつ、アドベンドカレンダーに残そうと思いました。
(仮)ママQAの生存戦略
戦略その1:プライベートのすべてを、仕事に生かせ!
子どもを育てながら仕事していると、とにかく時間がありません。
ではなぜ、時間がないのでしょう?
時間は何に使っているのでしょう?
ちょっとリストアップしてみましょう。
- 保育園や小学校のPTA行事
- 市役所の手続き
- 子どもの予防接種
いや、もっとあるわ!ってツッコミを頂くかもしれませんが、いったんこれくらいで。
上記、だいたい育児中の人は経験済だと思います。
で、上記をやろうとしたとき、みなさんは次のことを考えるんじゃないでしょうか。
それは「タスク」と「順番」です。
上記は、自宅購入しアパートから引越した時に、整理したスケジュールとタスクの図です。
当時も共働きで、引越のための有給休暇が夫婦ともに1日しか取れなかったため、金曜+土曜で全ての引越しタスクを完了させる必要がありました。
その場合に一番大事なことは、いかに手戻りなくタスクを組み立てるか、だと思うんです。
私の脳みそメモリはすぐあふれてしまうので、こうやってかき残すことが多いんですが、
たぶん子育てという枠の中で日々さまざまなアクションを行うみなさんも、無意識にこの「タスク」と「順番」を組み立ててると思います。
この「タスク」と「順番」を手戻りなく組み立てる力は、かなり使えると思うんですよね。
例えば、テストだったら。
- テスト環境はいつ頃準備できるのか?
- テストデータは何がどれだけ必要か?
- 事前に用意しておくべきか?
- テスト実行中に作れるのか?
- テスト実行は誰ができるか?
- QAメンバーなら、毎日ずっと実行可能
- 開発者さんに依頼するなら、〇月〇日~〇日まで可能
例えば、品質改善の一環としてプロセス改善を考えるなら。
- PdMさんデザイナーさん開発者さんQAは、どんな作業してどんな成果物を出してる?
- 4者がコラボレーションする際、進行が待ちになりやすい部分はどこ?
- 待ちになってしまう間、できるタスクはないか?
上記のようなことを考える土台となるのが「タスク」と「順番」を組み立てる力だと思います。説明の為にちょっと大きいアクション(引越し)を例にとってみましたが、子どもの予防接種でも、手戻り少なくするために「タスク」と「順番」って考えていると思うんです。
ここを意識的にやることで、日々のアクションが、あっというまに仕事の練習ステージに。
しかも、失敗しても影響が大きくないので、安心していろいろ試せます。
もし、今まで意識してなかったけどちょっと面白そうと思ってもらえたら、ぜひやってみてほしいです。
もう一つ。
アクションでリストアップした以下から、私が学んだことをご紹介させてください。
- 保育園や小学校のPTA行事
保育園や小学校には、保護者会・PTAなるものが存在します。
園や学校に協力する形で、保護者が集まりチームとなり、有期で特定の目標(卒園アルバム制作やイベント開催など)に向かって活動します。
ここで学べることは、ずばり「コミュニケーション」と「チームビルディング」の力です。
同じ園・学校に子どもを通わせている保護者同士。
と、いってもバックグラウンドは実にさまざまで、活動に対する温度感も差があります。
- この人は、何を重視するのだろう(スピードかな?雰囲気かな?)
- この人がもってる制約はなんだろう(夜勤があるから昼間は連絡とれない等)
これらをあいさつや活動の話し合いの中から、少しずつ知っていきます。
ある程度知ることができたら、次はチームとして動くために自分はどう立ち回ればいいだろう?を考えてみます。
- リーダー役の人がいるなら、その人を補佐する
- 実行役の人が少ないなら、その役割を買って出る
- みんな初めてで、何から手を付けていいか迷っているなら、「タスク」と「順番」をかいてみる
QAはずっと同じ場所にとどまることは少ない仕事かな、と思います。
はじめましての人ともチーム活動に支障ないくらいの信頼関係を築ける「コミュニケーション」、自分の立ち回りを通して円滑なチーム活動に貢献する「チームビルディング」の力は、保護者会やPTAに参加することで鍛えるチャンスがもらえます。
だから、もし来年のPTA役員がくじ引きであたっちゃっても、悲しまないで。
せっかくなら、仕事の練習ステージとして活用してしまいましょう(涙)
戦略その2:経験を力にするために、低空飛行でも継続を。
一部の天才を除き、基本的に人の成長は経験によるところが大きいと考えています。
経験を積み重ねる、つまり継続するために、私は以下のことを心がけています。
自分に過度な期待をしない
ちょっと誤解を招くかもしれませんが、いい言葉がおもいつきませんでした。
私は自分自身に、あまり仕事や子育てでの成功を期待しないようにしてます。
だって、期待って、重いんです。
毎日、仕事と育児をこなすだけで基本せいいっぱいなんです。その上で「〇〇を目指すぞ!」とか己に期待(重い)をかけたらつぶれちゃいます。
私は、今日仕事ができたらよし。
疲れて仕事休んじゃっても、子どもの世話ができたらよし。
子どもの世話ができなくても、ウーバーイーツの手配できたらよし。
と、ハードルを下げています。
自分へのハードルを下げると、なんか次の日、以外と動けたりするんですよね。
次の日も動けること、つまり日々を継続することを重視しています。
回復できる方法はいっぱいもつ
いやもうほんと、最近すぐ疲れちゃうんです。認めたくないけどこれが加齢…!
なので回復方法はなるべくいっぱい持つようにしてます。
ここ数年でよかったなーと思うものは以下です。
- 信頼できるキャリアコンサルタントさんに、キャリアの迷いを減らしてもらう
- 褒めてもらえる場をみつける
- X(Twitter)
- 社外のQAコミュニティ活動
- 褒めてくれる人をみつける
- 社外のQAの心の師
- 社外のQA友だち
- ヤクルト1000
とはいえ、やっぱり一番効くのは「睡眠」です!
LITALICOはフルリモート勤務ができるので、お昼休憩はよくお昼寝しています(至福)
睡眠、最強です!
まとめ
ここまで読んで頂き、ありがとうございました!
何とか予定通り、アドベンドカレンダーのブログレビューにまわせそうでほっとしてます。
LITALICO Engineers Advent Calendar 2023 、まだまだ続きます!
シリーズ2、シリーズ3もあるので、ぜひ楽しんでいってください!ではまた!\(^〇^)/