背景
- 事務所のPCがボロくて実用に堪えないので、私物のLinux PCかChromeBookを持ち込んで作業できるようにしたい
- そして、書類を印刷するためのプリンターもWindowsとMacにしか対応してない(Canon MF7455N。AndroidとiOSは専用アプリが必要。そしてアプリの評価は良くない)
- Redmon(http://www.ghostgum.com.au/software/redmon.htm) がWindows10に非対応で別の方法が必要
- PdfScribe(https://github.com/stchan/PdfScribe) だと、オプションでの自動アクションは「既定のプログラムで開く」しか無い
- 最近はpdfで保存できるソフトが増えてる
前提条件
BYODのために本設定を行う場合、上長もしくは情シスから許可を得た上で実行してください!
やった事
- 事務所のWindowsPCを印刷サーバに仕立てるため、smb共有内に「印刷用の一時ファイル置き場」フォルダを作る (\\server\share\pdf_printTMP とか。)
- pdf_printTMP をフォルダ監視ソフトで監視して、3 4
- フォルダ内に新しいpdfファイルが置かれたら印刷5するために、以下の自動アクションを設定する6
- 実行: C:\Program Files\gs\gs10.00.0\bin>gswin64c
- パラメータ: -sDEVICE=mswinpr2 -dNoCancel -dSAFER -dBATCH -dNOPAUSE -sOutputFile="%printer%printer_name "%fullfile%
-
タスクスケジューラで pdf_printTMP 内を削除する設定をする事務所のはまだだったので削除(自宅のはやった)
今後やるかもしれない事
- 事務所のファイル鯖兼Wi-fiアクセスポイントのらずぱいにcups鯖立てて、cups-pdfで pdf_printTMP に出力するよう設定する7
未解決の問題点
- 用紙サイズ・拡大縮小・印刷範囲の設定 7
- 印刷部数の設定
参考:
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既にあるファイルサーバを利用しても良い ↩
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smbじゃなくても良いし、pdfが出力できるならHaikuでもPuredarwinでも何でもいける筈。試してはいないけどw ↩
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自動アクションが起こせるなら何でも良い。今回は Directory Monitor (https://directorymonitor.com/) の無償版を使用。 ↩
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「フォルダ監視(https://www.saberlion.com/tukaeru/soft/ )」の場合、パラメータの最後の引数は %FILENAME% になる。 ↩
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印刷が終わったら勝手に終了してくれて、しかも扱えるファイル形式が多いのでghostscriptを使用した。 ↩
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事務所PCを使用中に他の人が印刷掛けたらコマンドプロンプトが出て鬱陶しい。「フォルダ監視ソフトの自動アクションは印刷のみ」「古いファイルは(印刷成否問わず)タスクスケジューラで消す」方法にした。 ↩
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各々のクライアントから「普通のプリンタ」と全く同じように扱えるようになるので、用紙サイズ・拡大縮小・印刷範囲の設定ができるようになるかもしれない ↩ ↩2