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Raspberry piとsshとRasPi CheckでWake on Lanしてみる

Last updated at Posted at 2017-12-31

目的

  • 自分のPCをLANの外から起動したい

前提条件

  • 自分のPCが有線LANで接続されている
  • ルーターのWoL機能が使用できない、もしくは使いづらい
    • WoL機能がネットワーク管理者専用だけど、ルーターの管理者アカウントは教えてもらえない
    • そもそもルーターにWoL機能が無い
  • ただし、管理者に申請すれば以下の事をしてもらえる/許可を取れる
    • ポート開放、もしくはLANへのVPN接続が出来る。
    • 自分のPCにターミナルアプリをインストールする
    • 自前のRaspberry piとAndroid端末をネットワークに接続出来る

作業

  • Raspberry piにraspbianをインストールして、sshを設定する。諸先輩方が色々な情報やノウハウを書いているので詳細は省略。途中からターミナルアプリを使って遠隔操作に切り替える人が多いと思う。
  • それから、Raspberry piにwakeonlanをインストール
    $sudo apt-get install wakeonlan

  • ポート開放の設定方法については使用しているルーターによって大幅に手順が違うので割愛。
     - 筆者環境だとVPN接続でLANにアクセスできるので、Raspi上のsshサーバにアクセスするためのポート開放をしていない。

  • DHCP環境だと「DHCPリース範囲外のipアドレスを手動で割り当てる」もしくは「ネットワーク管理者に依頼して固定リース」の方法がある。筆者は後者を採用。

  • 自分のPCのMACアドレスを調べる。Windows環境なら、コマンドプロンプトを開いて
    C:\>ipconfig /allと入力すれば調べられる。

  • Android端末にRaspi Checkアプリを入れる。

  • Raspi Checkアプリを設定する

    • 右上のメニューから「New Pi」を開いて、1ページ目に以下の事を入力する。
  1. Raspberry piのホスト名 or IP アドレス
  2. sshでのユーザー名
  3. 必要なら追加の情報
  • 2ページ目では、以下の事を入力する
  1. 認証方法(パスワード、秘密鍵方式、パスフレーズ併用の秘密鍵方式)を選択する
  2. 秘密鍵を使用する場合、「CHOOSE KEYFILE」で秘密鍵ファイルを選択する
  3. 更にパスフレーズを併用する場合、「Always ask for passphrase」のチェックを外すとパスフレーズの入力欄が現れ、Raspi Ckeckアプリに記憶させる事も出来る。
  4. 後はsshのポートと、sshのアカウントのパスワード(パスワードログイン及びRaspiの稼働状況取得にsudoが必要)を入力する。
  • 正常に接続出来る事を確認したら、最初の画面の「COMMANDS」ボタンを押し、右上の「+」ポタンで、以下の事を入力する
  1. 名前 (ここでは「Wol ラズパイのhostname」とかが分かりやすい)
  2. コマンド (「wakeonlan 自分のPCのMACアドレス 」 といった感じになる)
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