用意するもの
- Steamアカウント
- 登録料($100)
- 銀行口座(報酬の受取用)
- 本人確認書類(マイナンバーカードでもOKらしい)
- 作ったゲーム
- 根気
1. Steamworksに登録
- パートナー登録ページにアクセスしてSteamアカウントでサインイン
- サイトのダッシュボードで「Steamworksに登録しようと思った理由は何ですか?」の項目の適当な「登録」ボタンを選んで登録
- ガイドラインやら本人情報の登録やら署名やらのページに飛ぶので、案内に従って入力する
- 登録料$100を支払う (売り上げが$1000以上になると返還されるらしい?)
- 本人確認の手続きの為に本人確認書類(写真?)を提出する
- 承認されるまで待機
2. ゲームのアプリIDを取得
- Steamworksのサイトで「新しいアプリケーションを作成」
- ゲームの基本情報(タイトル、ジャンル等)を入力
- アプリIDが発行される
3. ゲームをビルド
- SteamPipe用にWindowsビルド(またはMac、Linux)を作成
- Steamworks内の「ビルドとデポ」設定画面で「アプリ構成」「デポ」「インストールディレクトリ」を設定
- SteamCMDを使ってビルドをアップロード
bash
steamcmd +login your_username +run_app_build build.vdf +quit
build.vdf はアップロード設定のファイル
Steamworksでテンプレートが配布されている
▶デポ(Depot)とはなんぞや?
Steamでは、ゲームの実行ファイル・アセット・DLL・データなどをまとめて「Depot(デポ)」という単位で管理する。
要するにユーザーに提供するパッケージ。
複数OS対応ゲームでは、OSごとにDepotを分けるのが基本らしい。
- Depotの作成手順
- アプリ(App)を作成した後にDepotを作る
- Depotの設定ファイル(VDF)を作成(テンプレあり)
- SteamCMDでアップロード(上記)
4.ストアページの作成
必要なもの
- カプセル画像(小・中・大)
- スクリーンショット(JPEG推奨)
- ゲームの説明(英語必須、日本語も可)
- トレーラー(YouTubeにアップ後、URL指定)
5. ストアページとビルドの審査申請
ストアページの内容とゲームの動作の確認が行われる。
ここで苦戦する人が多いらしい。
審査に落ちたら?
→ 修正ポイントを教えてくれるので、直して再申請する。
場合によってはこれを何度も繰り返すことがあるので、根気が必要。
6. リリース
審査が通ったら、ストアページが下書き→「Coming Soon(近日公開)」モードになる。
リリース日の2週間前にはこのモードに切り替える必要がある。
最終ステップ:
- 公開日時を設定(JST可)
- リリース当日に「公開ボタン」を押す
以上で公開までのフロー終了
おわりに
Steamworks SDK について
ゲームの公開に一旦は必要無いが、
Steamの機能(実績、クラウドセーブ、Steam Overlayなど)を使う場合は、SDKの組み込みが必要になる。
これについてはまた今度調査する。