私の職場の、今年の春のプログラミング演習は paiza.IO を使ってやることにしました。使い方を書いておきます。
paiza.IO (パイザ・アイオー)
https://paiza.io/
はブラウザでプログラムを実行できるサイトです。以下の特徴があります。
- ブラウザでC,C++,Ruby,Java,Scala,Haskellなど24以上の言語を実行可能
対応している言語とバージョンはこちら。各言語バージョンが新しい。
Rubyは2.2、HaskellはGHC 7.6.3
https://paiza.io/help - 日本語のコメントや日本語文字列データも大丈夫。
- 動作がきびきび速い
- プログラムを編集するときの画面色セットやフォントサイズを選択可能
- プログラムを編集している部分のサイズがとても広くて快適
- 標準入力にあたえるデータは書き換えない限りずっと再利用される。コードと標準入力はセットでずっと保存される。
- プログラム実行のタイムリミットは2秒なので、実行効率の良いプログラムを書かざるを得ない
- 広告も表示されなくて快適。
「勉強会がスムーズに進行する!『paiza.IO』では、書いたコードの実行・共有が簡単にできますので、勉強会などでの実行環境としても最適です。講師となる方のお手本のコードを見たり、勉強中の方が書いたコードを実行して検証したり……ということも皆でできます」だそうです。
ユーザー登録しなくても使えますが、メールアドレスを教えてユーザー登録すれば、プログラムを保存しておくことができます。プライベートメールアドレスでユーザー登録しましょう。
使い方はとっても簡単。
- 左上の緑色のボタンで言語を選択
- プログラムをいれる
- 必要に応じて、標準入力として与えたい文字列を下にセット
- 左下の緑色の実行ボタンを押す
mainはintを返す関数なのに、return文がないというエラーが出ていませんね。
各種設定は、中央右側のアイコンが並んでいるところでやります。
プログラムを実行したあと、処理にかかった時間やメモリがわかります。
エディタの設定ができます。Eclipse 16px とか選ぶと、プロジェクターで投影したときに見やすいです。
一定時間おきに実行したり、
自分が作ったプログラムをTwitterやFacebookでシェアできます。
ユーザー登録すると、複数のプログラムを保存できて、全部を並べたり、言語別に並べたりできます。
プログラムに名前をつけてリスト表示させたり、プログラムをグループ化したりする機能はまだないみたいですが、できることを期待しましょう。
使いやすくて、おススメです。
もちろん、社外秘のコードはいれてはいけません。インターネット上なのですべて見られています。
関連リンク
- 24のプログラミング言語がブラウザで即実行できる『paiza.IO』 (2014/11/17)
http://paiza.hatenablog.com/entry/2014/11/17/24%E3%81%AE%E3%83%97%E3%83%AD%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%9F%E3%83%B3%E3%82%B0%E8%A8%80%E8%AA%9E%E3%81%8C%E3%83%96%E3%83%A9%E3%82%A6%E3%82%B6%E3%81%A7%E5%8D%B3%E5%AE%9F%E8%A1%8C%E3%81%A7%E3%81%8D%E3%82%8B - Developers Summit 2015 (2015/02/19)
セッション 【19-E-3】
paizaのオンラインジャッジを支えるDockerとその周辺 吉岡 恒夫〔ギノ〕
http://event.shoeisha.jp/devsumi/20150219/session/668/ - そのスライド ↓ が★興味深い★です。
paizaのオンラインジャッジを支えるDockerとその周辺
http://www.slideshare.net/paiza_official/paizadocker