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RaspberryPiでUnityエディタの起動確認

Last updated at Posted at 2024-02-17

RaspberryPiとは

RaspberryPiは、ラズベリーパイ財団が開発及び販売するシングルボードコンピュータです。
今回はそのモデル4BのRAM8GBモデルを使用します。
OSはArm版Windows11を使用します。

以下より購入可能です。
Raspberry Pi Shop by KSY

先日、国内版のRaspberryPi5が販売開始しましたが、まだ手元に用意できていないので4を使用します。

Unity2023.3

Unity2023.3よりArm版WindowsマシンでUnityEditorが使用可能になりました。
記事作成時点ではベータ版となっており、2023.3.0b5を使用します。
Unityリリース

動作確認

公式サンプルであるURP3DSampleScenesを使用します。
このプロジェクトは2022.3.7f1で作成されているので起動時にバージョン不一致の確認ダイアログが出ますが、2023.3で開きます。

アセットのImportに非常に時間がかかりました。
まずは空のシーンを作ってエディタを実行してみます、特にエラーは出てなさそうです。
Statsを確認すると2.9FPSと表示されました。
空のシーンでこれは苦しいですね。
UnityEmptyScene.png

続いてGardenSceneを開いて実行してみます。
Statsを確認すると0.6FPSと表示されました。
このシーンで何が起こっているのか把握が難しいレベルだと感じました。
とはいえ最低限動作してそうです。
UnityGardenScene.png

まとめ

Arm版Windows環境のRaspberryPi4で、Unity2023.3が最低限動作することを確認しました。

URP3DSampleScenesプロジェクトはエラーなく実行可能でしたが、動作は非常に重かったです。
また新規で作成したプロジェクトでも動作確認しましたが、快適に実用可能とは言えないと感じました。

初学者用の簡単なパズルゲーム開発くらいであれば使用できるかと思いましたが、流石に難しそうです。
RaspberryPi5を入手できたら、また試してみようと思います。

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