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【Plask】AIが動画から3Dモーションを作成してくれるサービスの紹介と、それをUnityで使用する方法

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概要

動画からモーションを作成してくれるWEBサービス「Plask」が公開されました。
この記事ではPlaskで作成したモーションを、Unityで好きなキャラに流す方法を記載します。

Plaskの紹介

webサイトにアクセスし、SignInすることですぐに開始できます。
マニュアルページチュートリアル動画も充実しています。

動画からキャラクタのモーションを生成してくれる他、リターゲティングや、キーフレームの編集もブラウザ上から行うことができるようです。
また、[Coming soon]ですが、チームメンバーと共有できる機能の開発が記載されています。

本記事作成時点では利用規約なども記載は見つけられず、無料で使用することができています。

動画からモーションを作成する

手順 画像
左上のプラスボタンから動画をアップロードします。
用意されているキャラにモーションを適応し、3Dビュー上で表示します。
モーションを再生して生成したモーションを確認します。
問題なければモーションを選択して[Export]
今回はFBXファイルで出力します。

Unityで好きなキャラクタにモーションを流す

Unity2020.3.11f1を使用しました。

VRM形式でキャラモデルをUnityに取り込みたいので、こちらのパッケージをUnityにImportしてください。
記事作成当時最新のv0.94.0を使用します。
https://github.com/vrm-c/UniVRM/releases

キャラクタは、簡単にアバター作成が行えるVRoidを用いて作成しました。
(といってもテンプレートのまま使用します。)
https://vroid.com/

Plaskから出力したFBXファイルをUnityに取り込み、Humanoid形式でインポートします。
キャラモデルとモーションモデルの骨構造や骨名が異なるので、Genericで用いることはできません。

後は普通にキャラにモーションを流しましょう。
任意のキャラモデルが、モーションモデルと同じ動きをしていることが確認できます。

まとめ

WEBサービスPlaskを利用してモーションを作成し、UnityでVRMモデルに流す方法を記載しました。
スマートフォンなどで動画を撮影すればそのまま利用することができるので、非常に簡単に試すことができました。
動画ベースの簡易的なモーションキャプチャーということもできますが、精度を考えるとゲームなどの製品にそのまま使用するのは難しいように感じました。
しかしフリーゲームやモックアップ開発の強い味方になってくれそうです。
しっかり利用するのであれば、BlenderやMayaなどリッチなDCCツールできっちり修正してからUnityに取り込むのがいいかと思います。

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