この前(ほぼ一年前だが)はPDFを要約させるAIツールを紹介いたしましたが、AI技術の発展につれて、今は画像やテキスト形式の書類だけでなく、音声・映像形式のメディアコンテンツも、AIが認識し内容を要約させることができるようになりました。今回はGemini、RecCloudとChatGPTという3つのYoutube動画要約AIツールとその使い方を紹介しますが、これで長いYoutube動画の理解がより効率的になるでしょう。
Youtube動画要約AIツール
- Gemini
- RecCloud
Gemini
GeminiはGoogleが開発されたAIモデルで、チャットボットとして利用できます。YouTubeはご存知だと思いますが、同じくGoogleによって運営されています。同じ会社の製品なので、連動されるのも当然で、GeminiはYouTube動画要約AIとして利用できます。使い方は次の通りです。GeminiにYouTube動画をまとめさせる手順
- 「Gemini」のウェブサイトにアクセスし、Googleアカウントでログインします。
- チャット画面が表示され、チャット欄に要約したいYoutube動画のURLを貼り付け、「このYouTube動画をステップバイステップで要約してください」などと、プロンプトをURLの後に続いて入力して発送します。
- それで、ユーチューブ動画の内容をGeminiのAIが解析し、要約した結果が表示されます。
使用感
- 使い方が簡単
- 無料で利用可能
- アプリ版のGeminiもある
RecCloud
RecCloudはAI動画・音声処理ツールのオンラインプラットフォームで、ウェブサイトからはブラウザだけで文字起こし、動画字幕、動画翻訳、テキスト読み上げ、文字から動画生成、動画要約などのAIツールを利用できます。RecCloud動画要約AIはYouTubeビデオだけでなく、ローカルPCから動画ファイルをアップロードして解析させることも可能です。- RecCloud動画・音声要約AIツールのURLを開き、緑の「使ってみる」ボタンをクリックします。
- Youtube動画のリンクをブランクにコピーペーストし、右側の「まとめ」をクリックします。
- しばらくすれば、動画が解析され、要約が自動生成され、字幕の確認や追加で質問もできます。
使用感
- 洗練されてシンプルな要約内容
- インターフェースがわかりやすい
- Android/iOS対応のアプリ版RecCloudもある
- 有料