初めまして
今年度から専門学校に入学して IT の何たるかを学んできた(はず)の salami です。
サークルの活動や、これから話すコンテストの内容上、web プログラミングを中心に学んでいます。
この記事が初投稿になるので、温かい目で見てもらえると助かります。
そもそも学生 IT コンテストとは
- 大学・大学院・専門学校などの学生
- 18歳以上28歳以下
上記の二つに該当していれば応募をすることができる、神奈川県情報サービス産業協会が主催の学生限定の IT コンテストです。
作品を提出する形式のコンテストで、各々が考えた世の中を良くするサービスを形にし、提出します。書類審査に通れば、ファイナル最終選考会で企業の皆さんの前で発表をすることができる、といったように進められていきます。
募集されている部門には「ビジネス部門」と「IT プロダクツ部門」があり、私は 3 人のチームメンバーと共に IT プロダクツ部門に応募させて頂きました。
作品は何を提出したの?
私達のチームは、ゴミ箱を探索する web アプリケーション「PoiMap」を開発し、提出しました。
このアプリはゴミを捨てたいときにゴミを捨てる場所、つまりゴミ箱を見つけることができないときに使用するアプリケーションです。
自分の中では「画期的だな」と感じていました。
そしてこの案が見事に書類選考を通過し、ファイナル最終選考会へと進むことができました。
ファイナル最終選考会
とうとう本番
本番とも言えるファイナル最終選考会へ向かいます。
このようなコンテスト会場というのは出演するのも見るのも初めてだったので、会場についてからしばらくは新鮮さを楽しんでいました。
観戦
ですが、まさに「隣の芝生は青く見える」というのでしょうか。
参加チーム一覧を見たときの絶望ははかり知れませんでした。
出場していたチームの約半分の作品が AI
やビックデータ
をテーマとして扱っていたのです。その時に流行りに乗ることの大事さに気が付きました。
発表したときのインパクトとしては、圧倒的に不利でした。
(だって、どうやってもwebサイトとAIを比べるなんて、文字の字ずらでも負けてるじゃん)
ただ、私のチームはあきらめずに優勝を一直線に見てました。
そして私自身は、メンバーが強豪たちと戦う姿を観戦していました。
私は文字も感情を入れすぎるため原稿すらまともに読めない足手まといなので、チームのメンバーに任せるしかなかったのです。(一応チームリーダーです)
チームメンバーの皆さん、本当にありがとうございました!
プレゼン戦争
私たちのチームの発表順番はプロダクツ部門では最初だったのですが、その前にビジネス部門の発表があったため、しばらくは発表を見ることに。
どのチームの発表も素晴らしかったです。
頭の弱い私にとっては「よく思いつくなあ」と思ったものばかりでした。
そして事件が起こったのが、ビジネス部門最後の発表でした。
事件
ビジネス部門、最後の発表は「ゴミの写真を撮り、そのゴミが燃えるゴミか燃えないゴミか、などを判別するAI」というものでした。
……まさか、ゴミ関係で被るとは思っていませんでした。
さらに、実現した際の実用性は、私たちのチームの作品より高かったのです。
チームの発表
ゴミ判別AIの次、それが私たちの発表です。
メンバーの彼らはとても頑張って、PoiMapの魅力を伝えてくれました。
本当にありがとうございます。
発表中のミスも何とか立て直し、私のチームのプレゼンが終了しました。
そして質疑応答。前日まで予想を固めていたはずでしたが、実際に質問されたのは予想できていなかった質問ばかりでした。
今考えると「どうしてそのような質問が来ることを予想していなかったのか」と思ってしまいます。
そのあとのITプロダクツ部門
私達のチームが終わった後もプロダクツ部門では、そのあとも素晴らしい作品のオンパレードでした。
色々な作品を見て「そういう考え方もあるのか」とずっと思っていました。
冒頭でも言ったようなAIやビックデータの多くがこのITプロダクツ部門でプレゼンされ、私はそれに圧倒されていました。
どのプレゼンも作品に込めた気持ちがひしひしと伝わってきて、コンテストの空気というものを肌で感じた気がします。
結果発表
残念ながらPoiMapは優勝することはできませんでした。
悔しいです。
ですが、この作品を作成するにあたってどの部分に対しても詰めが甘かったことが大きな敗因であったと考えました。
それに、流行りに乗れていなかったのは企画段階でのミスだったのかなとも感じています。
まとめ
色々ありましたが、楽しかったことに変わりはありません。
作品のどれもが作りこまれており、そのような色々な作品を見ることができて、とても刺激を受けた内容でしたし、コンテストが終わった後に開催された懇親会でも、滅多に会うことのできない様々な企業の社長の方々からの興味深いお話を聞くことができました。
この経験を無駄にせずに、勉強に励めればと考えています。