G Suite経由でドメインを購入しましたが、当時はGoogle Domains経由で購入するパスがなく、GoDaddyから購入していました。
GoDaddyからGoogle Domainsにドメイン移管しましたので、その際の手順をまとめました。
注意事項
GoDaddy側のPrivacy Registration(Whois情報を隠す設定)があると移管処理に失敗するので、事前に解除する必要があります。
移管するのに、手数料代わりに1年分のドメイン利用料金がかかります。
私の場合は1,540円(税込み)でした。
手順
Google Domainsから移管手続きを開始する
G Suiteに紐付けているドメインが表示されています。
メニューから「移管」を選択すると以下のような画面になるので、移管したいドメイン名を入力します。
ドメインがGoDaddy側でロックされているので、ロックを解除しに行きます。
GoDaddyの管理画面に移動してAuhtorization codeを発行する
G Suite経由で購入したドメインは、G Suiteのドメイン管理画面上にログイン情報が記載されています。
「DNSコンソールにログイン」というリンクから、GoDaddyの管理画面にログインします。
まずはロックを解除します。
その後、ドメイン名をクリックしてDomain Settings画面を開きます。
ここの一番下にある「Gransfer domain away from G Suite」のリンクをクリックします。
画面操作を続けて、Authorization codeを発行してください。
Privacy Registrationが設定されている場合は解除します。
「再設定の場合はお金がかかります」的なエラーが表示されますが、移管先のGoogle Domainsで設定可能なので気にせず実施します。
Google Domains側でAuthorization codeを入力する
Authorization codeを入力して処理を続けます。
間違った値を入力しても、特にエラー表示されません。
DNSレコードをコピーしてくれるそうです。
G Suiteの設定もあわせてコピーしてくれるので、推奨設定のまま処理を続けます。
プライバシー保護は、先程GoDaddyで解除したPrivacy Registrationに相当するものです。
これを設定しておくと、Whoisには個人の情報が表示されないことになります。
以下のような画面になり、移管手続きの完了を待ちます。
GoDaddyから通知
以下のようなメール通知が来ます。
キャンセル期限があるため、気が変わったらその期限の間にキャンセルしてください。
GoDaddyの管理画面上も、移管処理待ちになっています。
失敗したら・・・
ドメイン移行に失敗した場合、このような表示になります。
Privacy Registrationを無効化してくださいと表示されていたら、解除すれば継続できます。
参考情報
- G Suiteヘルプ
- GoDaddyヘルプ
- Privacy Registrationが設定されていると移管に失敗するというスレッド