受験前の経験について
ソリューションアーキテクトアソシエイト資格受験時には以下のような状態で、AWSの経験はほぼありませんでした。
- サーバーサイドエンジニア2年目
- AWSは無料枠でEC2インスタンスを立ててみたことがあるくらい
- S3などの各種サービスは名前は聞いたことはあるが使い方はわからない
受験までの準備
受験にあたって、以下のように学習を進めました。
- AWSソリューションアーキテクトアソシエイト向け参考書を読む
- AWS Well-Architected フレームワークホワイトペーパーを読む
- AWS公式模擬試験を解いてみる
- Whizlabsでひたすら問題を解きまくる
1. AWSソリューションアーキテクトアソシエイト向け参考書を読む
AWSソリューションアーキテクトアソシエイト向け参考書には色々ありますが、自分は参考書を選んで読みました。
資格取得に必要な知識が体系的にまとまっているのに加えて、章ごとに練習問題も用意されているので読みやすかったです。
2. AWS Well-Architected フレームワークホワイトペーパーを読む
次にAWS設計について知るうえでは避けては通れないAWS Well-Architected フレームワークホワイトペーパーを読みました。
結構なボリュームがあるので全てを読むのは大変ですが、前半に目を通すだけでも価値はあると思います。
3. AWS公式模擬試験を解いてみる
AWS公式が提供している模試を解いてみて、問題の難易度などの感覚をつかみます。
1と2でインプットはある程度できてはいたものの、実際に問題を解くとなるとまだ学習が必要だと感じました。
4. Whizlabsでひたすら問題を解きまくる
AWS公式模試は価格の割に問題数があまり多くないので、WhizlabsでAWSソリューションアーキテクト対策問題集を購入してひたすら解きまくりました。
日本語対応はしていませんが、間違えた問題を後で振り返ることができて解説もしっかりしているのでかなり得点力を上げることができたと思います。
解き方のコツ
問題数を重ねるにつれ、以下のことを意識することで問題スムーズに解くことができるようになりました。
問題がなにを求めているのかを見極める
問題では基本的にWell-Architectedに沿った設計を行うことを求められますが、その問題が可用性やコスト最適化、セキュリティなどどの要素を求めているのかをまず問題から読み解くことがとても重要です。
各種マネージドサービスを活用する
AWSにはRDSやLambdaなど多くのマネージドサービスが存在します。
これらのサービスは可用性やコスト面に優れるため、問題の選択肢に現れた場合は優先的に選択することができます。
英語の原文を確認してみる
問題の中には稀に翻訳がやや不自然な箇所もあります。
試験中は自由に言語を切り替えることができるので、日本語でよくわからなかったところが英語の原文を読んでみるとすんなり理解できることもあります。
実際に試験を終えてみて
受験前と比べると確実にAWSに関する知識が増えたと感じました。
今まで知らなかったAWSのサービスや特長も知ることができたので、アーキテクチャの選定や設計の際にも非常に役に立っています。
ただ実際にサービスを触る機会があまりなかったので、今後はもっと手を動かしてみることを意識していきたいと思います。