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PowerAppsで休暇申請アプリを作ってみた話

Posted at 2020-10-01

概要

こんにちは。現在Web系案件に参画しています、櫻井です。今回は、Microsoft Power Apps(以下PowerApps)で、休暇申請する簡単なアプリケーションを作っていこうと思います。

PowerAppsとは、Microsoftがビジネスユーザー向けに提供しているMicrosoft Power Platformという、業務アプリケーションプラットフォームにあるアプリケーションの一つです。ローコードで業務アプリケーションを迅速にかつ比較的容易に開発することを可能にします。

今回は、OneDriveにあるExcelをデータソートとした、休暇申請アプリを作ります。機能は、メンバーごとに新規・更新登録をします。

PowerAppsのプランはPower Apps for Office 365です。プランによって使えるサービスに制限があるので、注意してください。

作成の手順は次の通りです。

今回はExcelでDBを作成します。
項目は申請日、申請者、休暇理由、休暇希望日としました。
テーブルはExcelの「ホーム」→「テーブルとしての書式設定」で設定します。また、先頭行をテーブルの見出しとして下さい。

PowerAppsのプラットフォームで、上部「＋作成」→ データから開始のExcelOnline → 対象のExcelを選択 → テーブルを選択 → 接続の順で新規に作成いたします。
作成直がこちら

デフォルトで、Top(BrowseScreen1)、詳細(DetailScreen1)、編集(EditScreen1)の画面が作成されます。

UIは画面右側にあるプロパティや詳細でitemの編集をしたり、左側にある「＋」で新しくitemの挿入などをし、作り込んでいきます。
今回は主にEdit画面を編集しました。Top、編集はほぼデフォルトのままです。

作成後保存し、ユーザーの共有設定をすることでブラウザ、モバイル端末から使用することができます。

登録したデータは、Excelのテーブルに保存されます。

着手から完成までおおよそ2時間ほどかかりました。大半が調査の時間で、慣れてしまえばより少ない時間でできると思います。
UIはパワーポインター感覚で実装することができます。特に難しいことはありません。
今後はより複雑な要件に挑戦してみたいです！