コマンドラインから日本語を含むテキストファイルをPDF化したくなってしまった日の記録。
Ubuntuを使っている方の多くはnkfで文字コードをeuc-jisに変換したテキストファイルをe2psに食べさせ
出来上がった.psファイルをlprコマンドで出力されているようですが、openSUSEではe2psがパッケージとして用意されていないため今回はuniprintを利用しました。
【環境】
■OS:openSUSE 13.1
■利用したソフトウェア:CUPS-PDF、uniprint
【CUPS-PDFのインストール・設定】
CUPS-PDFが無いことを確認し、openSUSEのwikiを参考にCUPS-PDFをインストール
lpstat -p -d
sudo zypper ar -f http://download.opensuse.org/repositories/Printing/openSUSE_13.1/Printing.repo
zypper search cups-pdf
sudo zypper install cups-pdf
CUPS-PDFを利用できるようlpadminコマンドでppdファイルを指定
lpadmin -h localhost -p cups-pdf -v cups-pdf:/ -P /usr/share/cups/model/CUPS-PDF.ppd -E
PDFファイルの出力先と、ファイル名に付与するJOB IDを設定
vim /etc/cups/cups-pdf.conf
(出力先を変更する場合は、Outの部分を${HOME}/PDFなどに変更するなど分かりやすい場所を指定。
ファイル名にJOB IDを付与する場合は、Labelのレベルを変更)
CUPSを再起動
sudo /etc/init.d/cups restart
CUPS-PDFがidle状態になっていることを確認
lpstat -p -d
【uniprintのインストール・設定】
uniprintコマンドはyuditパッケージに含まれているので、yuditをインストール
zypper search yudit
sudo zypper install yudit
フォルトでは日本語は豆腐になって出力されるので、フォントの設定を実施
vim /usr/share/yudit/config/yudit.properties (yudit.font.TrueTypeに日本語フォントを追加)
【出力】
uniprint -in multibyte.txt -printer CUPS-PDF
(フォントを指定する場合、-fontオプションを付けフォントのパスを指定)