目次
1 はじめに
AI-900 Microsoft Azure AI Fundamentals(以下、AI-900)に合格しました。
学習をするうえで使用させていただいた教材や学習方法についてのメモを記載します。
前提
G検定とAZ-900 Microsoft Azure Fundamentals(以下、AZ-900)を保有した状態で学習を開始しました。AI-900を取得することが目的であれば、G検定とAZ-900は必ずしも保有している必要はないと思います。ただし、G検定、AZ-900、AI-900すべての資格合格を目指す場合は以下の順番で受験することをおすすめします。
- G検定⇒AZ-900⇒AI-900
はじめに学習範囲が広いG検定を学習するとAI-900の学習がしやすくなります。また、AZ-900を学習しておくと基本的なAzureの知識が得られるため、AI-900の学習を効率良く進めることができます。
2 教材
社内研修
社内で開催されたAI-900資格取得セミナーを受講しました。AI-900の要点を座学で学んだ後、演習問題を解くことで知識を定着させることができます。AI-900の全体像を把握するうえで役立てることができました。
Microsoft Learn
Microsoft社から公式で提供されているMicrosoft製品やサービスを活用するために有益なコンテンツです。コンテンツを活用してさまざなまなサービスを自分のペースで学習を進めることができます。
インプット用に使用させていただきました。AI-900の試験範囲を網羅的に学習できます。試験範囲のサービスについて、視覚的にも丁寧な解説が付いていたり、豊富な事例が挙げられているため、試験対策として参考になります。
アウトプット用に使用させていただきました。Microsoft Learnが用意している資格取得に向けた無料の試験問題です。試験問題を解くことで、本番の試験で問われる可能性のある質問スタイル、表現、難易度を学習することができます。また、各問題に対して解説と根拠(Microsoft Learnのページへのリンク)が付いているため、知識の確認に役立てることができます。
Udemy
アウトプット用に使用させていただきました。演習問題をたくさん解くことで知識を定着することができます。また、各問題に対して丁寧な解説が付いているため、解説を熟読することで理解が深まります。Microsoft Learnのプラクティス評価と合わせて何回も解くことで試験に問われそうなポイントを把握することにも役立ちます。
3 学習方法
以下の順番で学習を進めました。
- 「社内研修」に参加して講義を受けた後、講義時間内で演習問題を解きました
- 「Microsoft Learn コース AI-900T00-A: Microsoft Azure AI の基礎」をインプット用として学習しました(ドキュメントはすべて読みましたが、ハンズオンはスキップしました)
- 「Microsoft Learn プラクティス評価」を3回解きました
- 「AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals 模擬問題集」を解きました(基本問題1回分を1回、模擬問題3回分を各2回ずつ解きました)
学習方法についての感想
- Microsoft Learnで学習する各サービスと事例について押さえておくと良いと思いました
- 各サービスがどのような事例に使われているかを理解しておくことは大切だと思いました
- 「プラクティス評価」を解いて試験の質問スタイル、表現、難易度に慣れておくことは必要だと思いました
参考までに学習時間を記載します。
学習時間の合計は17.0時間でした。各教材の学習時間は以下の表をご参照ください。
教材 | 学習時間 |
---|---|
社内研修 | 6.0時間 |
Microsoft Learn コース AI-900T00-A: Microsoft Azure AI の基礎 | 4.0時間 |
Microsoft Learn プラクティス評価 | 2.0時間 |
AI-900: Microsoft Azure AI Fundamentals 模擬問題集 | 5.0時間 |
4 最後に
今回AI-900を受験するにあたって、Microsoft Learnをインプット用教材として使用させていただいたのですが、資料の作り方やハンズオンが独力で学習を進めやすい作りになっているという印象を受けましたので、今後も活用させていただきたいと思いました。本記事が次に受験される方のお役に少しでもなれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。