Dagger2の@Bindsの使い方

Daggerを使う時、以下のようなコードをよく書くかと思います。

public interface IRepository {
    Item fetch();
}

public class RepositoryImpl implements IRepository {
    @Override
    public Item fetch() {
        // 何らかの実装
    }
}

@Module 
class Module {
    @Provides
    IRepository provideRepository(RepositoryImpl repository) {
        return repository;
    }
}

@Bindsを利用することで、上記と等価なコードを以下のように書くことができます。

@Modlule
abstract class Module {
    @Binds
    abstract IRepository provideRepository(RepositoryImpl repository);
}

前者と後者の違いをまとめると以下になります。

• @Providesの代わりに@Bindsを利用していること
• クラスとプロバイダメソッドがabstractであること

記述量が減るため、プロバイダメソッドを書くのが楽になります。
しかし、同一Module内に@Providesを利用したプロバイダメソッドを定義することはできないので、そこだけ注意が必要です。