Voltaをセットアップした際の備忘録として記載します。
Voltaは特にNode.js環境の管理に最適化されており、
プロジェクトごとに異なるNode.jsバージョンを簡単に管理できる。
チームメンバー間で一貫したNode.js環境を維持するのにも役立つ。
特に優れている点をまとめると
1.速度: Rustで構築されており、非常に高速。
2.クロスプラットフォーム: Windows、macOS、Linuxで動作。
3.プロジェクト固有の設定: package.jsonにNode.jsやnpmのバージョンを指定でき、プロジェクトごとに自動的に切り替わる。
4.簡単なインストールと使用: 1つのコマンドでインストールでき、使い方も直感的。
5.複数のパッケージマネージャーのサポート: npm、yarnなど複数のパッケージマネージャーを管理できる。
ちなみにHomebrewは汎用的なパッケージマネージャーで、様々なソフトウェアを管理できますが、Node.jsのバージョン管理に特化していないです。
Voltaは特にNode.js環境の管理に最適化されているという特徴がある。
Voltaのインストール方法
macOS/Linux
macOS を含むほとんどの Unix システムでは、1 つのコマンドで Volta をインストールできる。
curl https://get.volta.sh | bash
Windows
Windows の場合、Volta をインストールするには、winget を使用することをお勧めしている。
winget install Volta.Volta
必要に応じて公式サイトよりインストーラをダウンロードしインストールすることも可能。
Voltaを使ったコマンドの使用
Node.jsをインストール
volta install node
特定のバージョンのNode.jsをインストール
volta install node@22
npmやyarnをインストール
volta install npm
volta install yarn
プロジェクト固有のNode.jsバージョンを設定(プロジェクトディレクトリ内で)
プロジェクトのNodeエンジンとパッケージマネージャーを選択できます。
Node エンジンの正確なバージョンを保存するpackage.jsonので、選択した内容を git にコミットできます。
volta pin node@20
インストールされたNode.jsのバージョン一覧を確認
volta list node
Volta公式