0.前提
この記事ではUnityのScriptTemplates
について書いていきたいと思います。
間違いなどありましたら、コメント頂けるとありがたいです。
##1.この記事を読んで出来るようになること
###スクリプトを作成する時のテンプレートを自由に作成出来るように!(複数可)
##2.具体的に何するの
皆さん一度は見たことあるこれ
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
public class NewBehaviourScript : MonoBehaviour
{
// Start is called before the first frame update
void Start()
{
}
// Update is called once per frame
void Update()
{
}
}
そう、Unityで新しいスクリプトを作成するとこれが出来ますよね。
このテンプレートを(自分の好きなように)変更しよう!ということです。
##3.やり方
やり方はすごく簡単です。
Assets
フォルダ直下に、ScriptTemplates
というフォルダを作成します。
ScriptTemplates
フォルダの中にテキスト ドキュメントを作成し、名前を「81-Script__Monobehaviour Script-DefaultMonobehaviourScript.cs.txt」に変更します。
※ファイル名については後で説明します
次に、ドキュメントの中を変更します。
using System;
using System.Collections;
using System.Collections.Generic;
using UnityEngine;
// ---------------------------------------------------------
// #SCRIPTNAME#.cs
// 作成日: 2021/1/1
// 作成者:
// ---------------------------------------------------------
/// <summary>
///
/// </summary>
public class #SCRIPTNAME# : MonoBehaviour
{
#region 変数
#endregion
#region プロパティ
#endregion
#region メソッド
private void Awake()
{
}
private void Start()
{
}
private void Update()
{
}
#endregion
}
※ここで書いたものが、テンプレートになります。
これで、設定は完了です!
##4.実際に確認してみる
Unityを開き、いつも通りスクリプトを作成しようとします。
さきほど付けた名前のメニューが出来ています。
ちゃんとテンプレート通りに作成されました。
##5.ファイル名について
「番号-カテゴリ名__メニュー名-デフォルトの名前.text」という意味があります
番号はウィンドウに表示される順番です。(昇順)
カテゴリ名は省略可能です。
また、カテゴリ名_カテゴリ名_メニュー名などもできます。
※「_」は半角アンダーバーを2個
##6.最後に
自分はMonoBehaviour継承クラス、MonoBehaviourなしクラス、Editor拡張用クラスなどいくつか用意し、使い分けています。
皆さんも自分の用途に合ったテンプレートを作成してみてください!