はじめに
NTTデータ デザイン&テクノロジーコンサルティング事業本部でマーケティングを担当している後藤です。
本日は2023/6/25-29に渡って米国ラスベガスで開催された、Snowflake Summit 2023についての熱いイベント模様をお届けしたいと思います!
今回は2023/6/28 Day4 最終日のレポートをお届けします!
Bouncing Forward - Living Beyond Limits with Amy Purdy
4日間の熱いSnowflake Summit 2023を締めくくるセッションになります!
会場もKeynoteと同じ広い場所でしたが、半分近くは埋まっていました。
今回のセッションは、SnowfalkeやData Couldとは全く毛色が違うもので、プロアスリート Amy Purdy氏の半生にフォーカスを当てたものでした。
フィールドは違っても、社会や自身に対する考え方や前向きに適応しようとするマインドは、誰でもどこでも同じなのではないでしょうか。
Amy Purdy氏はプロスノーボーダーで平昌パラリンピックで銀メダル、ソチパラリンピックで銅メダルを獲得したアスリートです。
彼女が19歳の時に細菌性髄膜炎にかかり、脾臓、腎臓、左耳の聴力を失い、さらに一命をとりとめましたが、両足の膝から下を切断することになり失意のどん底に見舞われます。
しかし彼女は状況を受け入れ、何度も心が折れながらも大好きなスノーボードを続け、パラリンピックに出場するまでになります。
またスノーボードだけでなく、ダンスなど新たな挑戦を続け「両足の切断があったことで、今のような素晴らしい人生がある」と今後も挑戦をあきらめないと言います。
中でも「人は変化を求め、受け入れなければいけない」「人生が一冊の本だったら、あなたはどんな物語にしたいですか」というAmy氏の言葉が非常に刺さりました。
常に諦めずに夢を持ち続け、変化を受け入れステップアップしていく姿は、Snowfalke Summitで登壇された方々とリンクするのかもしれません。
最後は全員スタンディングオベーション!涙を流している人もたくさんいました。
Snowflake自体の話ではなく、「マインド」についてのセッションを最後に行うなんて主催者側のイベントシナリオの高さに驚きました。
まさかの展開に、この4日間の充実度が更に増した気がします。
4日間の振り返り
今回のSnowflake Summitを通じて感じたことは大きく2点あります。
①いかにスピード感をもつことができるか
前回のSnowflake Summitからたった1年で、大小ありますが多数の新機能やアップデートが加えられました。
当たり前かと思いますが、マーケット自体もすごく早いスピードで変化しているので、いかに市場の状況を把握し、更にアップデート情報を早い段階で端的に発信していくかが重要です。
メッセージもその都度変えていくべきだと思いますが、大企業になるとスピード感の弊害が多くすぐに対応できないことも多いのも事実で、先進技術への追及はまだまだ課題もあります。
②わかりやすい言葉でインパクトを与えられるか
今回登壇された方の多くはインパクトのあるキーワードを中心に話されていました。
プレゼンテーションの基本かもしれませんが、それが製品や会社のイメージに直結するのでキーワードの選択は紛れもなく重要です。
NO LIMITS
ALL DATA、ALL WORKLOAD、ALL USERS
New Era? Era of Data Cloud
・・・
今回のSnowflake Summitで使われたキーワードの一部ですが、これだけの単語でもSnowflakeが目指している世界観が伝わってきます。
日本語だと長くなったり課題はあるかもしれませんが、キーワードの選び方には一段と注意を払っていきたいです。
自身のマーケティングにおいても発信をもっと活性化できるよう改善する必要があると感じています。
最後に・・・
初めてSnowflake Summitに参加しましたが、熱い濃密な4日間を過ごすことができました。
会場もまるで人気アーティストのライブ会場のような雰囲気で、多くの人がアーティストに期待を寄せるようにSnowflakeに興味を持っているのだと感じました。
オンラインでの参加も可能でしたが、セッション等で生で動いている登壇者と、更に複数枚のスクリーンに映し出される登壇者を見ることができるのは現地のみです。そして登壇者の話を聞きながら周りの人がくすっと笑ったりする臨場感はオンラインでは味わうことはできません。
今まで海外のカンファレンスには参加したことがなかったのですが、日本とは雰囲気も全く違いました。(完全にSnowflakeのファンになって帰ってきました。)
これからも進化が止まらないSnowflakeに今後も大注目です!
来年はサンフランシスコでの開催です。どんな進化があるのか今からワクワクが止まりません!