はじめに

NTTデータ　デザイン＆テクノロジーコンサルティング事業本部でマーケティングを担当している後藤です。
本日は2023/6/25-29に渡って米国ラスベガスで開催された、Snowflake Summit 2023についての熱いイベント模様を4回に分けてお届け致します。

本日はDay1 初日の様子をお届けします。

Snowflake Summit 2023とは

Snowflake Summit 2023は2023/6/25-29の4日間にわたり米国ラスベガスで開催されてる世界最大規模のデータ系カンファレンスです。
全世界から12,000名を超える参加者が集まり、日本からはパートナー・ユーザの250名が参加しました。また、434のセッションで構成され、パートナーブースは約180、スポンサー数は約200を超えます。
各日のKeynoteは
Day1 Partner summit,Generative AI's Impact on Data Innovation in the Enterprise
Day2 Opening Keynote
Day3 Builder Keynote
Day4 Predictions on Generative AI and LLM in the Enterprise
と新機能やアップデート発表、最新技術情報、業界動向・・・と盛り盛り盛りだくさんの内容です。

会場MAP

メイン会場は大きく分けて２つあり、Keynote会場は④CAESARS PALACEで行い、その他セッションは④CAESARS PALACEと③CAESARS FORUMで行われました。
二会場については私の足で歩いて15-20分程かかった印象です。
Keynote会場は入った瞬間まるでクラブのような雰囲気で、周りの方達のワクワク感がダイレクトに伝わってきました！

【Day1】 Partner Summit,Generative AI's Impact on Data Innovation in the Enterprise

Partner Summit

パートナー向けに現在の状況とこれまでの振り返りが行われた後、
Sales PartnerとTechnology Partnerの表彰が行われました！

NTTデータは3年連続「APJ System Integrator Partner of the Year」を受賞！

APJリージョンにおいてお客さまのビジネス成果の創出、新しいユースケースの開拓、業界をけん引するリーダーシップ性やマーケット戦略、技術的専門知識の高さなど、Snowflakeのプレゼンスの向上や収益に大きく貢献したことを評価いただいたものです。

「NTT DATA～～!!!」とアメリカ方式の受賞者が呼ばれると拍手と歓声のなか、
デザイン＆テクノロジーコンサルティング事業本部の谷中事業本部長がトロフィーを受け取りました。日々お客様と一緒に切磋琢磨してきた我々にとっては、何よりも嬉しい瞬間でした！

Generative AI’s Impact on Data Innovation in the Enterprise

大きなニュースはSnowflake社と半導体メーカーのトップランナーであるNVIDIA社の提携について発表されました！
NVIDIAの大規模言語モデル（LLM）開発用プラットフォーム「NVIDIA NeMo」とGPUを使い、カスタムな生成AIアプリケーションの作成を完全にSnowflakeのデータクラウド内部で安全に実施できるようになります。

Snowflake会長兼CEOのFrank Slootman氏とNVIDIA 創設者兼 CEO のJensen Huang氏の対談があり、会場は超満員でした。
誰も簡単に生成AIのアプリを作成・実行できるという夢のような未来が語られ、近年のLLMのスピードは物凄いことになっていると実感しました！
例えば、「AIチャットサービスのアプリケーションを作りたい！」と思ったらSnowflake上で簡単に作れ、更に時間短縮とセキュリティ面でも安全に作ったアプリが使えるという事になります。
人々はソフトウェアをかくのではなく、アプリケーションをかく。
NVIDIAのエンジンをSnowflake上で使えるようになることで、夢のような未来が実現する第一歩ですね。

Day1 振り返り

いよいよ始まったSnowflake Summit 2023！
まず初めに思ったのが会場の雰囲気・登壇者スピーチ・セッションがカッコよすぎ。
まだまだ初日ではありますが、内容もロケットスタートでキンキンに冷えているはずの会場も上着がいらない程の熱気でした。
そして本日のFrank Slootman氏とJensen Huang氏の対談で語られた未来に対するフラグが翌日の新機能紹介で続々と回収されることになります！