エンジニアにとってタイピングは切っても切れないものですよね。
タイピングが上達するための方法について書いてみたいと思います。
1. 結論
ひたすら練習します。
...落ち着いてください、もう少し真面目に書きます。
2. 具体的には
その前に、タイピングとは以下の2つであると思っています。
どちらも大切な要素です。
・ 正確さ
・ 速さ
今すぐに上達する方法は残念ながら無いのですが、近道をする方法はあります。
2-1. タッチタイピング
キーボードではなく、画面を見てタイプすることです。
画面を見ると入力した文字がもちろん表示されていますので、ミスタイプに気づきやすくなります。
また、画面を見るということは、キーボード⇄画面の目線移動が無くなりますので、
疲れにくくなる上に速さに繋がります。
正確さについては、正直気をつけていただくしかないと思っています。
ミスタイプが減ると、速さにもつながりますしストレスも減ります。
そのため速く入力することも大切ですが、それでミスタイプが頻発しては元も子もないのでお気をつけくださいね。
2-2. ホームポジション
上記のタッチタイピングと組み合わさるものです。
皆様は普段タイピングをする時に、指を何本使用しているでしょうか?
速く入力するためには、持っている指を全て使用した方が当然良いです。
ホームポジションは指の基本となる配置のことです。
多くのキーボードのFキーとJキーには突起がついています。
タッチタイピングをされる方は、この突起を頼りにしてホームポジションを保っています。
また、一般的に、どのキーをどの指で打つかということが決まっています。
ここでは図と説明を省略しますが、練習をするためのサイトがありますのでご紹介します。
自分なりの入力方法が身についていると、中々変えることは難しいですよね。
ただ、指を全部使用することは指にかかる負担を分散させることにもなり、そこからも速さに繋がりますので、お時間があれば練習してみても良いのかなと思います。
2-3. 運指の最適化
発展的・マニアックな内容です。
大変細かい話なので、高みを目指したい方だけお読みいただければと思います。
タイピングをしていると、「この単語入力ではこのキーはこの指で打った方が良いな」と感じる時があります。
例えば「安寧」という単語を入力するとします。
おそらくannnei
と入力するかと思いますが、これをaxnnei
とします。
実はん
はxn
でも入力することができるのですが、入力キー数は変わらないものの、n
の入力回数が1つ減ったことがわかります。
これにより指の負担を分散させるだけではなく、ミスタイプの可能性を下げることができます。
また、別の例で「湯葉」( yuba
)という単語を入力するとします。
y
は左・右どちらの手でも入力できる位置にありますが、右手の人差し指で打ちます。
そして次のu
を右手の中指で打ちます。
するとy,u,b,a
をそれぞれ別の指で打つことができます。 (y
右人,u
右中,b
左人,a
左小)
y
とb
を同じ指で入力しなくなりますので、指の負担軽減およびタイプの速さに繋がります。
2つ例を挙げましたが、運指の最適化に終わりはありません。
少しでもタイプの正確さと速さを上げるためには、より良い指の使い方を意識すると良いかもしれません。
3. おすすめの練習サイト
・ マイタイピング
先ほどご紹介したサイトと同じです。
圧倒的に多くのお題があり、自分でもお題の作成ができることが特徴です。
・ 寿司打
エンジニアの方たちで知らない方は少ないと思いますが、ゲームのような感じで親しみやすいことが特徴です。(お寿司食べたい)
・ タイピング速度測定
その名の通り、入力速度を評価することに重きを置いていることが特徴です。
・ Typing Tube
YouTubeにある曲動画を流しながら、その歌詞を入力することが特徴です。
・ Weather Typing
サイトではなくソフトですが、人間やCPUと対戦できることが特徴です。
4. 最後に
タイピングが上達するためには、とにかく練習するしかありません。
たくさん練習すれば速く入力できるようになります。
ただ、正確さは意識しないと改善されませんので気をつけてみてくださいね。
何か少しでも皆様の参考になれば幸いです。
練習お互いに頑張りましょう。