##はじめに
最近外部でのお話が多くなってきていて、プレゼン資料を作る機会が増えてきました。
最近でいえば第14回yidevやMOSA Software Meeting 2013でお話をさせていただきました。
それ以外でも自分の勉強会でお話をしてたりしていたので延べ回数でいえば20回以上は勉強会でのプレゼンをしていたりします。
そんな中で最近自分の中でスライドを作るときに便利だなー、と思えるツールが3つありますので参考になればと思い投稿してみました。
##発表スライドを作るときに便利な3つのツール
###1.マインドマップ
ストーリーの流れを作るのには最適です。
最初の頃はとりあえずスライドから書き始めてしまっていたりしますが、けっこう困ることも多かったです。
- 話が迷走したりする
- 前後の文脈が崩れたりする
- 最後に全体を俯瞰して通しで見た時に違和感が出たりする
ある時からマインドマップを最初に書くようにしてみたらこんな効果がありました。
- 話の大筋からブレークダウンしていける
- ストーリーの一貫性を保ちやすい
- 俯瞰的に見て、話の前後を簡単に入れ替えたりできる
実際こんな感じで作ってるかですが、そんなに複雑なマインドマップを作っているわけでもないです。
例えばこの記事の場合はこんな感じで作ってから書き始めたりしています。
マインドマップツールは色々ありますが、私は FreeMind を使っています。
フリーツールですし、Javaで作られているのでMac/Windows/Linuxでも使えて便利です。
###2.Frickr
有名なフォトサービスなので特に説明は必要ないでしょう。
最近はベタ書きスライドから画像メインでお話側でカバーできるようなビジュアルプレゼンが作れるように修行しようとしているので、使えそうな画像をサクッと探したいニーズが増えてきました。
Frickr のいいところは Creative Commons なライセンスな写真が多いことです。
発表スライドでは名前開示、変更無し、非商用として作ることが多いので、用途的に使えることが多くとても便利です。
ただ問題点もあって、特にWebのFrickrは 探しづらい という問題があります。(私だけかもしれませんが・・・)
そこで私の場合はFlickStackrXPを使っています。
FlickStackrXP は Frickr 上の写真を簡単に探せるアプリで以下の特徴があります。
- アプリは無料・アカウント不要
- Creative Commons に絞って探せる
- ダブルタップアクションでスタックに保存
- スタックに保存した写真を選択してメールで送信
スタックというのはお気に入りフォルダのようなもので、キーワードで探してぽいぽい写真を登録した後に使いたい写真を最後にメールで一括してPCに送信することで今までの面倒だった手間がだいぶ削減できました。
細かいことを言えば Credit を資料に載せるために、メール本文に著作権者の名前まで入れてくれたら完璧だった・・・
###3.bitbucket
bitbucketはリポジトリサービスの1つです。
発表スライドをバージョン管理するためによく利用しています。
少ない人数のプロジェクトならプライベートリポジトリが無料で作ることができるので、こういう発表資料のリポジトリを作るのに向いています。
リポジトリは Git, Mercurial のどちらかで選ぶことができます。
##おわりに
最近色々なうまい人のプレゼンを見ていると、共通しているのが話のメリハリが良いことが共通してあるなと感じています。特に笑えるポイントを上手く取り入れているなと思います。
なので最近プレゼン資料を作るときには 必ず笑いを1箇所入れること を目標に作っています。
勉強会に興味がある方は、こんなのも主催していたりするので是非ご参加くださいませ!