はじめに
先日(2021/6/25)、応用情報処理技術者試験の合格発表があり、無事合格しておりましたので私が行った勉強法を残そうと思います。
私の応用情報受験歴は新型コロナの影響で1度中止になり、もう一回は申し込みはしていたのですが受験会場に行かなかったので、(一応?)一発合格でした。
今回ご紹介する内容は、あくまで資格取得を最優先に考え、合格に不要と思われる部分を削りました。(ほんとうに身になる勉強は資格を取得してからでもできると考えたため)
受験者のバックグラウンドによって受験準備に必要な勉強時間や補助教材に違いがあるのは当然なので、参考までに私のバックグラウンドを紹介いたします。
筆者のバックグラウンド
・大学では非情報系専攻からITについてほとんどわからない状態のまま2年前に新卒でSIerにSEとして就職し、現在はSE歴3年目
・関連資格としてITパスポートと基本情報処理技術者試験は取得済み
使用した教材
使用した教材は3つです。
過去問道場は無料、参考書は2冊で7000円ちょっとです。(痛い出費ですが合格すれば十分に元はとれる資格だと思います。)
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過去問道場
超定番、午前対策に使用 午前問題は過去問道場をやりこむだけで完結します。 - 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ) :Amazonへのリンク
午後対策に使用 解説が丁寧でいい感じです。 - キタミ式イラストIT塾 応用情報技術者:Amazonへのリンク
補助教材として使用 用語の意味などが分からないときに辞書的に使用します。
勉強法
###午前対策
午前問題は過去問と全く同じ問題が多数出題されるので、いかに過去問をこなし見たことがある問題を増やすかがキーになります。
まったく同じ問題が出題されれば、最悪意味は分からなくても答えの選択肢さえ覚えていれば得点できます。
過去問道場をスキマ時間などを利用してたくさん数をこなしましょう。
どのくらいやりこめばいいかについてですが、私は下記の画像のとおりで、本番は8割程度の得点でした。
私は基本情報の時はもっとやりこんでいて本番では9割程度得点できたのですが午後試験が本番なので午前対策はほどほどにして午後試験対策に時間を割きましょう。
午後対策
午後対策は選択式になるのですが、私は本番で選択する分野を絞り、それ以外の分野については午後試験の勉強は全くしませんでした。
対策した分野は以下の表のとおりです。
| 大問 | 分野 | 優先度 |
| ---- | ---- | ---- |-|
| 1 | 情報セキュリティ |必須|
| 2 | 経営戦略 |-|
| 4 | システムアーキテクチャ |-|
| 7 | 組み込みシステム |高|
| 9 | プロジェクトマネジメント |高|
| 10 | サービスマネジメント |-|
本番の試験では1の情報セキュリティについては必須選択になっており、大問2~11のうち4問を選択することになります。
優先度が「高」となっている「組み込みシステム」と「プロジェクトマネジメント」は得点しやすいので基本的に選択することになり、のこり「経営戦略」「システムアーキテクチャ」「サービスマネジメント」から2問を選択することが基本戦略になります。
よって、「2. 応用情報技術者 午後問題の重点対策 (重点対策シリーズ)」の問題集で上記の6分野だけ対策を行いました。
私が使用した2020年度版の問題集では、上記分野に絞れば問題数が33問でした。
その33問について2~3回繰り返しといて、ほかの問題には一切手を出しませんでした。
おわりに
本当は試験前に本番の試験時間に合わせて自分で模擬試験を実施することで時間配分の感覚をつかんでおくのがよいのですが、私は実施することができませんでした。
案の定本番で時間配分で焦ることになるのですが、、、
試験時間の感覚をつかむための模擬試験はやってみることをおすすめします。
午前問題を数百問、午後問題は30問ちょっと勉強すれば合格に届く可能性があると思うとちょっとやる気がわいてこないでしょうか?
この記事がお役に立てることがありましたら、幸いです。