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VCI(VirtualCast Interactive)Advent Calendar 2023

Day 1

VCI開発するときのお役立ちtips Unity編-その1

Last updated at Posted at 2023-11-30

この記事はVCIアドベントカレンダー2023 1日目の記事です。

VCIを開発していると、だんだんたくさんのオブジェクトを使うようになってきたりします。いじるものが少ないうちはいいのです。でもそのうち初心者を卒業して、なまじできることが増えてくる 中級者になってくると 管理すべきパラメーターが膨大になってきて 作業が煩雑になってきてしまいます。今回はそういう めんどくさい状況を少しでも楽にする趣旨で3回くらいの続きで記事にしようと思います。(本当は1回にしようとしたら多くなったので...)

Unity

連番

オブジェクトをコピーすることが多くあると思います。VCIでは一つでも同じ名前のオブジェクトがあると不具合のものになりますが、unityはオブジェクトのコピーの際に自動的に名前を変えてくれます。デフォルトでは"object"というオブジェクトをコピーすると"object (1)"という表記になります。ですが、これは少し気持ち悪いと感じる方もいらっしゃるかと思います。スペースが入っていたり、かっこが入っているのがスクリプトを組むうえで面倒を起こしかねませんし、単純に長ったらしいです。

そこで、Edit>project settingsを開いて
image.png

Editorタブの下のほうに、"Numbering Scheme"のところに"Game Object Naming"の欄に"Prefab (1)"と書かれています。これを変更することができます。
image.png

"Prefab.1"と"Prefab_1"が選べますが個人的にアンダースコアのほうが好き(システム文字と重なる懸念が少ない)ので今回はこちらにしておきます。
これで次回からは自動的に連番がobject_1,object_2...という風になっていきます。

すぐ下の"Game Object Digits"で桁数を変えることができます。これを2にするとobject_01,object_02...という風になります。こうしておいたほうが何かと便利なこともありますので、必要ならいじってみましょう。
※以上は、unity2022からの機能です。

まとめて数値の記入

game objectが増えてくると、管理が大変ですよね。たくさんあるオブジェクトを平行移動したくなったり..unityではオブジェクトをまとめて変更できる機能があるので活用していきましょう。
使い方は簡単、以下のように複数選択するだけです。
image.png

すると、共通するコンポーネントに入れる数字はいっぺんに入力することができます。
image.png
ここに数字を入れるだけです(もともと共通の値が入っていないところはーで表示されます)。出現位置が低すぎるときに上にあげたりなどでよく使います。
Transform以外でもできちゃいます。rigidbodyなどはもちろん、subitemなどのVCI固有のコンポーネントも可です。これでIsKinematic切り忘れやGravity切り忘れなどの初歩ミスを防ぎやすくなります

以上は結構基本になるので覚えておいて損はないと思います。
そんな基本を使ったさらに便利な内容は..その2につづく..?

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