はじめに
- 2022年に某コミュニティのメンバー(某にー氏)がやってるのを見て、私は「日報」を書き始めました。
- そこから、2年以上が経ち、日々記録を続けてきました。
- ということで、本記事では、この2年間で得た最適化された日報の内容やそこで気づいたことについて書いてみます。また、最近コミュニティ内で日報を書く方が増えてきたので、これから日報を始める人に向けたアドバイスもお伝えできればなと思います。
- ヨロシク!!
1. 日報を始めた背景
- 日報を始めるきっかけとなったのは、某にー氏が日々ツイッターに日報を上げているのを見たことです。ただ、その背景には、以前から日記のようなものを書いていたものの、毎日継続して記録を残す習慣がなかったという事情がありました。
- また、当時の私は、研究やバイト、趣味活動等でやるべきことが多すぎて、昨日自分が何をしていたかすら思い出せない状況でした。そのような中で、自分の行動をきちんと記録する方法を模索していたため、自然と日報を書くことに魅力を感じるようになりました。
2. 日報の基本構成と変化
- 2年間続ける中で、日報の内容は徐々に洗練(自分用に最適化)されていきました。
- 以下は、現在の私の日報の主な構成要素とその工夫点です。
- ちなみに、日報はscrapboxで書いています。いろいろカスタマイズできて手軽にかけるので。
2.1 日報の基本構成
-
起床時間と睡眠時間
-
その日の活動
- イベントや打ち合わせ、食事など、日常で発生した出来事を記録します。
- 見た技術記事やyoutubeのURLも記録します。
-
その日の食事
-
静作物の記録
-
その日の感想
- その日のお気持ちがあれば記載しておきます。
-
「今日の音楽」
-
去年の今
2.2 最適化された日報の内容
- 日報を書く中で気づいたのは、「画像情報」「書きやすさ」の重要性です。以下の工夫が続けるためのポイントとなりました。
- 見返す楽しみを増やす: 後から読み返したときの喜びを意識して、写真やスクリーンショット積極的に貼る。
- 柔軟性を持たせる: 文章がぜんぜん思いつかない日は箇条書きや写真だけでもOKとする。なんなら、「文章がぜんぜん思いつかない」って書いてもいい。
- 小さな出来事を積み重ねる: 技術的な記録だけでなく、趣味や日常生活も、思いついたときにメモとか写真として記録しておくと、その日の夜に仕上げる際に非常に楽になります。
3. 日報のメリット
3.1 記録としての価値
日報を書くことで、日々の行動が記録されます。特に以下の点で価値を実感しています。
- 制作記録として: 作成したイラストや動画など、自分の成果を振り返る材料として活用。
- 行動ログ: 打ち合わせや食事会など、過去の出来事を簡単に振り返られる。
- 健康管理: 食習慣や運動習慣を意識的に記録し、今後の生活の改善に役立てる。
3.2 振り返りの機会
定期的に日報を見返すことで、自分が当時何を思って行動してきたかや当時の感情を再認識できます。
- 昨年の振り返り: 1年前の自分が何を考え、どんなことに取り組んでいたかを知ることで、未来へのヒントを得られる。
3.3 習慣の促進
- 日報を書くこととそれに伴う記録する行為自体が行動のモチベーションになります。日報にあげるからという理由でカメラを持ち歩き、絵を描き、いろんなことをメモする習慣がつきました。
- ちょっとややこしいですけど、「日報を書くことが習慣になったこと」で、「『習慣にしたいと思っていること』を日報に書く」ことで、その習慣が続く。みたいな状態になっています。
- これ、けっこう強いですよね。って自分で思っています。
4. これから日報を描く人へ(ここ大事)
さて、これから日報を始めたい人に向けて、アドバイスをお届けします。
-
書いて楽しい内容を書く
- 日報は日記感覚でOK!仕事や学業だけでなく、趣味や好きなことも自由に書きましょう。
-
書くハードルを下げまくろう
- 毎日完璧な記録を残す必要はありません。箇条書きや写真だけの日があっても大丈夫です。
- 60点でいいのでいったん提出してみましょう。
-
2~3日空いても気にしない
- 出張やイベント準備などでバタバタしている際はかけなくて普通です。
- きちんと写真やメモを取っておく。後から思い出して追記すればOKです。
-
画像データは多いほうがいい
-
続いている人も異常だと思う
- いや、ここまで言って何だよって感じだと思うんですけど、ちゃんと毎日日報を書けている人も、それはそれで何らかの異常性があると思っています(良い意味で)。だから、もし続かないことがあってもぜんぜん悪いことじゃないので、落ち込まないように。あなたにはあなたの習慣を見つけてくれればモーマンタイ。
- 当時の課題感については冒頭に述べましたが、それがあったとはいえ、日報が2年続いているのは、たまたま自分に合っていたからだと思っています。
5. まとめ
- このように、日報は2年間の試行錯誤を経て、単なる記録から自己管理と自己表現のツールへ変化しました。
- 「あなたも、今日から日報を始めてみませんか?」
雑談①
- ちなみに、日報はあんまり大きく公開しておらず、内々のコミュニティ内でコッソリと出しています。とはいえ、50名くらいは見れる環境下にあるので、毎日手は抜けないなぁとは思ってはいます。
- いつか、皆様に公開できる形で出したいとは思いますが、公開しちゃうと続かなくなると、直感がそう言っているので、まだです。そう、いつかやります。
雑談②
参考
冒頭の某にー氏も昨年、日報について書かれています。こちらも必読じゃ。