IPv4ヘッダ
バージョン…IPヘッダのバージョン
0100…IPv4
0110…IPv6
ヘッダ長…ヘッダの長さ
0101になる事が多い(1ビットが4Byte)
4×5=20バイト
サービスタイプ(ToS)…サービス品質
現在はToSとして使われない
DHCPフィールドやECNフィールドなど別の情報として利用される
パケット長…パケットの長さ
IPで運べるのは65535Byte
フラグメントしてデータを分割する。
識別子…フラグメントを再構成する時に利用する
フラグ…分割する時の制御情報
フラグメントオフセット…分割されたデータの位置情報
TTL…ルータを通過できる回数
プロトコル…IPヘッダの次のプロトコルを表す
ヘッダチェックサム…IPヘッダが壊れてないかを確認するための情報
送信先/宛先IPアドレス…TCP/IPで必須の情報、通信するための住所
Pingが失敗した時の表示:Destination Unreachable(宛先に到達不能の場合に使用されるタイプコード)
指定した宛先に対するpingが成功しない場合、OSI参照モデルのネットワーク層、データリンク層
、物理層に問題があると考えられる。
以下のアプリケーションプロトコルは、コネクション型のTCPを使用
・SMTP…メール転送用のプロトコル
・SSH…通信内容を暗号化する遠隔操作用のプロトコル
・FTP…ファイル転送用のプロトコル
以下のアプリケーションプロトコルは、コネクションレス型のUDPを使用
・TFTP…効率性重視のファイル転送用プロトコルで、ファームウェアの転送などに利用される。
・VolP…音声データを送信するためのプロトコル
・SNMP…ネットワーク上の機器を総合監視するためのプロトコル
FTPの特徴
・認証機能サポート…FTPサーバにアクセスする際のユーザ名とパスワードを求めるよう設定できる
・TCPの使用…トランスポートのプロトコルとしてTCPを使用する。
・制御用ポートと転送用ポートの使用使用…FTPのコマンドを送るための制御用ポート21と、実際のファイルを送るための転送用ポート20を使用する。
SSHの特徴…TCP/IPネットワーク上のネットワーク機器やサーバを遠隔操作するためのプロトコル。
DNS
DNSはドメイン名をIPアドレスに自動的に変換してくれるアプリケーション層プロトコル。
ドメイン名とIPアドレスの対応付けを行うことを名前解決。
名前解決を行うソフトウェアをリゾルバという。
リゾルバがDNSサーバに行うドメイン名からのIPアドレスの名前解決にはUDP(ポート番号53)を使用する。
一方、DNSサーバとDNSサーバとがゾーン情報のファイル転送を行う場合 TCP(ポート番号53)を使用する。
DNSサーバ
DNSサーバは、ドメイン名とIPアドレスの対応情報を保持している。
この対応情報をゾーンファイルと呼ぶ。
DNSサーバはクライアントからの問い合わせに対して、ゾーンファイルを参照し、適合するIPアドレスをクライアントに回答する。
Telnet
Telnetは、ネットワークに接続された機器を遠隔操作するために使用するアプリケーション層プロトコル。
Telnetユーザは、IPネットワーク上にある機器に対してTelnet接続を要求します。
この時、Telnetユーザからの接続を受ける機器であるTelnetサーバに対して、あらかじめTelnet接続を許可するための設定が必要。
データはクリアテキストで送信される。
DHCP
DHCPは、ネットワーク接続するのに必要なIPアドレスなどの情報を自動的に割り当てるアプリケーション層プロトコル。
IPアドレスとサブネットマスクの他に、様々な情報を取得できる。
DHCPクライアントがDHCPサーバに対して送信するメッセージは、DHCP REQUEST、DHCP DISCOVER
・DHCP DISCOVERはブロードキャストで送信される。
・デフォルトではルータはDHCP DISCOVERメッセージを破棄するため、DHCPサーバが外部ネットワークに存在する場合は機能しない。
・DHCPリレーエージェントによって、ルータはDHCP DISCOVERを転送できる。
DHCPサーバの特徴
・クラアントに配布するためのTCP/IPの設定情報を保持する。
・クライアントのIPアドレスを配布する。
・デフォルトゲートウェイを通知する。