この記事は #AsanaTogetherJP Advent Calendar 2022 にエントリーしています。
やりたい事
仕事上、Slackで議論してタスクに落とし込んでAsanaに登録して進捗を共有するということをやっているのですが
転記するのって面倒ですよね。別にそれで仕事が進むわけではないし。
なので「SlackでリアクションをしただけでAsanaに登録されたら楽だよな」という動機で作りました。
使うツールの説明
Slack・Asana・Zapierの3つです。
この記事を見てるということはたぶんSlackとAsanaはもう知ってると思います。
(AsanaTogetherJP自体がSlackコミュニティなので)
残りのZapierですけどSaaSと連携して「〇〇をXXした時に△△する」という設定をしておけば自動でやってくれるツールです。
詳しくはを見てアカウントを用意してください。
下準備
設定のに入ってSlackとAsanaの接続を用意しておきましょう。
「Add connection」を押してポチポチやってれば出来るはずです。
Zap作成
Slackの処理
「Create Zap」を押してTriggerを設定していきます。
Slackを選んでEventを「New Reaction Added」にします
Continueを選んで、アカウントを設定したあと、「Set up trigger」に移ります。
「Reaction」「Channel」「User」を設定していきます。
今回やりたいのはSlackで自分が特定のリアクションを押した時なので下記を設定します。
項目 | 内容 |
---|---|
Reaction | 特定の絵文字(今回は事前に登録しておいたアイコン) |
Channel | 空白(全てのチャンネルで動作させたい) |
User | (自分) |
Test処理に移るのでTestして正常実行されるのを確認します。
Asanaの処理
Asana側の処理に移ります。
appでAsanaを選んでEventを「Create Task」にします。
Continueを選んで、アカウントを設定したあと、「Set up action」に移ります。
項目は色々ありますが今回は下記の設定にしてみました。
書かなくてもわかると思いますがNameが件名、Descriptionが詳細です。
Nameが長くなるのが嫌なら適当なタイトルを入れて置きましょう。
項目 | 内容 |
---|---|
Workspace / Organization(required) | 会社のワークスペース |
Project | 個人Todo |
Section | Asana |
Name | Message Text |
Description | Message TextとMessage Permalink |
Tag(お好みで) | Asana |
「Test action」を実行して確認します。他にも入れたい項目があれば調整しましょう。
「publish Zap」をクリックして完成です。
他にもGoogleカレンダーと同期する方法などもありますので、色々試してみましょう。
おまけ
フリープランだと上記までで終了ですが、有償プラン(StarterでもOK)であればタスクの多段実行ができるようになります。
なので「登録したタスクへのリンクを、Slack投稿の返信として投稿する」という処理も可能になります。
Asana設定を終わったあと「+」をクリックしてアクションを追加します。
Slackを選択して「Send Channel Message」を選択します。
Continueを選んで、アカウントを設定したあと、「Set up action」に移ります。
今回は「Slack投稿の返信として投稿」したいので、1.Triggerに指定したSlackの内容を参照していきます。
「Custom」から「Message Channel Name」を指定します。
項目 | 内容 |
---|---|
Channel(required) | Message Channel ID |
Message Text(required) | 投稿しました + Pernalink Link |
Thread | Message.TS |