使用教材:侍テラコヤ『Javaとデータベースの連携方法を学ぼう』https://terakoya.sejuku.net/programs/129/chapters
データベースとは
特定の文字・数値や条件式によって、対象となるデータを取り出せる表」のこと。業界では通称DB(ディービー)といわれる。
(例)通販サイト
- 会員情報
- 商品データ
- 購入履歴
ログイン機能や購入機能はデータベースに保存されたこれらの情報に紐付けて実装される。
データベースの種類
- リレーショナル型(表形式)
- 階層型(ツリー状)
- ネットワーク型(網目状)
データベースを操作をする言語がSQLである。
SQLについて
《できること》
- 検索・追加・更新・削除
- テーブルの作成・削除
- 権限や文字コードの設定
《特徴》
- 英語のように構文が決まっている
- データベースに対してのみ操作命令ができる
- 命令方法には対話型(ユーザーが直接SQLコマンドを打ち込む)と埋め込み型(ソースコードに埋め込む)がある
- ISOは標準化されている
《用語》
- テーブル:表、シート
- カラム:列
- レコード:行
- フィールド:セル
《SQLとMySQL》
MySQLはデータベースそのもの、SQLはMySQLを操作する言語。
《命令の種類》
- DDL:データ定義言語。「データベースにテーブルを作成する(CREATE)・削除する(DROP)」「既存のテーブルにカラムを追加する」
- DML:データ操作言語。「データを取得(SELECT)」「カラムやレコードの追加(INSERT)」「列の値を更新(UPDATE)」「行の値の削除(DELETE)」
- DCL:データ制御言語。「操作権限を付与(GRANT)」「REVOKE(操作権限を削除)」
《ルール》
- 文字列はシングルクォート(')で囲む。
- 数値は囲わない。
- データの文字列以外は半角英数字で記述。
- コマンドは大文字で書く。(INSERT,INTOなど)
- データベース、テーブル、カラム名は小文字で書く。(id,name,ageなど)