教本に沿ってやってみたシリーズ、『第5章』です。
≪使用教材≫スッキリわかるJava入門 第3版 スッキリわかるシリーズ
■メソッドとは
数千〜数万行にも及ぶプログラムを複数の部品に仕分けるしくみ。この一つの単位のことをメソッドという。
メソッドは繰り返し使用することができるので、同じ処理を何度も書く必要がなくなる。
なお、メソッドを作成することを定義といい、再利用することを呼び出すという。
mainメソッド外に作成したメソッドも呼び出し可能。起点はmainになるので、一番上に書いたメソッドが1番初めに実行される訳ではない。
■引数(ひきすう)について
呼び出し元から呼び出したメソッドに値を渡せる方法。
hallo() //何も渡さないメソッド
hallo('奏') //値を一つ渡すメソッド
methodA(20,"abc") //値を複数渡すメソッド
渡す値のことを実引数、受け取る変数のことを仮引数という。
※宣言した変数は同ブロック内でしか使用できない(スコープ:ログ③参照)ことが前提にあるため、メソッド外の変数に同値を代入する際には引数を用いる。
■戻り値について
また、波線の引かれた部分には戻したい値の型を指定する。
■オーバーロードについて
「オーバーロード(多重定義)」とは、同じ名前のメソッドを複数定義すること。
下記のように、仮引数の型が異なれば呼び出せる。
public static int method(int x) //1つ目
public static double method(double x) //2つ目
public static String method(String x) //3つ目
■引数と配列
- 値渡し
引数として通常の変数を指定し、変数に入っている値そのものを呼び出しメソッドに渡すこと。
int x = 100; //変数に値を代入
method(x); //引数に変数を指定してメソッド呼び出し
public static void method(int x) //100が渡される
- 参照渡し
引数として配列変数を指定すること。
int[] array = {10,20,30}; //配列を作成
method(array); //引数に配列変数を指定してメソッド呼び出し
public static void method(int[] array) //配列の先頭要素のアドレスが参照される
呼び出し先で変更を加えると呼び出し元にも影響する。
■コマンドライン引数
java Main 勇者 村人 魔王
public static void main(String[] args){
meinメソッドでは、「コマンドライン引数」を用いてプログラム起動時の追加情報を指定することができる。
上記のようにjava プログラム名 引数リストと記すことで、mainメソッドに値を渡した状態で起動できる。この例ではargs.lenfth(要素数)は「3」となる。
以上、雑備忘録。